Twitterにいる荒しやフェイクニュースをばらまくアカウントが実はカウンターアクションを取る「善良な」アカウントの反応に依存していたという話。投稿内容に怒りを感じたユーザーにRTで非難されることが彼らにとって良い宣伝の手段になっていたと。
実感としては確かにそう。彼らが一番困るのは非難されることではなくスルーされることなので、反応が薄くなると一生懸命過激なことを言って人々の怒りを呼ぼうとしているのだけど、リベラル系アカウントを中心に多くのユーザーが他のSNSに移住していっているので、困っているそうな。
なので、Twitterを使うのは自由だけど、自分の挙動や反応の仕方こそが悪意を持つアカウントのエサになりかねないことは意識した方がいいと思う。
とても良い記事。マスクの思考をトレースすることで、奴がいかに幼稚で無能で行き当たりばったりな人物であるか明らかにしている。
なぜツイッターを「X」に?マスク氏がスーパーアプリ実現を急ぐ理由(徳力基彦) @TechnoEdgeJP https://t.co/sBwBR4rSfi
病気療養期間に入った(詳しい経緯はこちらを https://fedibird.com/@rero70/110829903318234946 )ので、最近使えてなかった(人の投稿を読むこともできてなかった)Mastodonをなるべく使っていこうかなの気持ち。
多分、心理的安全性で言うと、今一番ましなSNSな気がする。
Twitterではもはや書けない、『水星の魔女』についての葛藤のような気持ちとかもここでは多分書けそう。 [参照]
この記事を書いた時は「はたして『全然アリ』であったか」と疑問形にしたけど、一連の出来事によってまったく「全然アリ」では無かったことが明らかになり、悲しみを覚えています。
しかし番組を制作した人々はとても厳しい状況でこれを作っていたんだなということもわかりました。
ガンダム『水星の魔女』の世界は、はたして「全然アリ」であったか - もう本でも読むしかない https://pikabia.hatenablog.com/entry/2023/07/04/221628
他でも書いたことなんですが、アニメ「水星の魔女」について。楽しくみてはいたが途中から男性キャラの心理描写が丁寧になり、「女性二人の愛と冒険の物語」というよりは「僕ら男子が彼女たちを応援する物語」になったと感じた。
また、女性二人のカップルはモブ含め幾度か見たが、男性二人カップルの描写は「兄弟愛」以外にあまり目立たないことも気になっていた。
その分、ヒロインと男子キャラを戦わせてBLっぽい関係性を演出するなどしてBL好きなファン層を惹きつけてはいたが、常に保守系男性ファンの目線を意識してる印象は消えなかった。
なので公式がヒロイン二人の「結婚」を明言しようとせず、一度世に出た文言を消すまでしたことと自分の印象とは残念ながら矛盾していない。
クィアベイティング、つまり商業目的のためにLGBTQの権利に関心を寄せているアニメという批判があるが、より正確に言えば、同性愛嫌悪感情に配慮した作品なのだと思う。権利に関心を寄せるふりすらしてないのだから。
そして製作陣のトップも一部のファンも方はその罪深さをまだ自覚してない。この件で「みんなに配慮」できると勘違いしているのだ。
Mastodonには投稿してませんでしたが、7月31日に精神科医の診察を受けたところ、病名は適応障害、「療養上、勤務の心理的負担を軽減するため、当面2ヶ月程度の休養を要する」という診断が出て、いま療養期間に入ってるんです。
で、改めて、「休養する」「療養する」って本当に難しいなと。
「何もしなくていいんだよ」と言われても、一日中寝てるわけにもいかないし(いや、うつの急性期は私は過眠傾向になるので、不可抗力的に一日中寝ちゃう場合もあるんですが、それはそれとして)。
かと言って、まだ休み始めたばかりで体調良くなってないから、集中してアニメを観たり本を読んだりするのは難しく(それができるなら苦労はないのよ)。
そんな中、何をしたら「休んでいる」ことになるんでしょうねえ。本当に難しい。
『トランスジェンダー入門』の書評たち
武田砂鉄さん
http://seidoku.shueisha.co.jp/2308/read09.html
江原由美子さん
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/23913
桜庭一樹さん
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/24019
いわゆる入門書って情報まとめただけでしょ?と思われるかもしれないけれど、すでに書いてもらった書評だけでも三者三様の読み方でとても面白いです。
Moms for Liberty、共和党右派だのHeritage Foundationのようなガチ右派団体だのと繋がっていて、「母親」「親の権利」と言った用語を歴史修正主義や反LGBTと言ったアジェンダに取り込むことに成功しつつある。「女性スペース」とか「女性の権利」とかの用語が同じ右派勢力に簒奪されたのと同型。
RT🐦 @maonnote
日本でも自民党が真似っこグループを組織しようとしているけれど、Moms for Libertyについてのまとめスレッド。反コロナ対策から始まって歴史修正主義と反LGBT。スレッドには書いてないが統一教会分派のサンクチュアリ教会とも共闘している。つまり元が自民党と一緒やん!て話。そりゃ真似っこするわ https://twitter.com/cmclymer/status/1678381954838802432?s=46&t=jZ3pPW7oqu03Gclqn6jOIg
https://twitter.com/maonnote/status/1678502681847947267?s=46&t=jZ3pPW7oqu03Gclqn6jOIg
Washington Post 7/7付け「ツイッターはいかにして世界の街の広場としての地位を失ったのか」。イーロン・マスク氏の失態を「これでもか」的な勢いで綴る。
10年前のTwitterは「アラブの春」で脚光を浴び、最近もBLM抗議運動で社会運動を助けた。だが「新オーナーのイーロン・マスクがこの1年で相次いで悲惨な失態を犯したおかげでTwitterはユーザーと妥当性(relevance)を失った」
青い認証マーク付きの人々が暗号通貨詐欺やポルノを売るように。マスク氏は著名なジャーナリストやリベラルな活動家を追放、LGTBQに敵意を向け「シスジェンダー」を中傷と宣言した。
17歳の少年は、Twitterは「スポットではない」と話す。「同年代はTwitterに行く前にInstagramやTikTokに行っている」。人気のあるミームやキャッチフレーズはまずTikTokで生まれ、Twitterに登場するのは数週間後だ。重大ニュースの投稿もまずTikTokだ。
そんな中、MetaのThreadsはローンチ2日で7000万人を集めた。
https://www.washingtonpost.com/technology/2023/07/07/twitter-dead-musk-tiktok-public-square/
7/15~のレインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜に応援メッセージを寄せたご縁で、訳書・著書を会場の物販(キオスク)で扱っていただくことになりました。『トランスジェンダー入門』発売直後になります、ぜひ会場でお求めください。
また 7/17(月・祝)の 13:25~16:05 はわたしも会場の物販(キオスク)にいますので、サインができます…!(「マット」上映時間中は除く)。
※サイン会は、スパイラルホール期間中(7/15~17)に開場キオスクで 『トランスジェンダー問題』・『トランスジェンダー入門』をご購入いただいた方が対象となります。
https://rainbowreeltokyo.com/2023web/news/news_20230708_01/
博士(社会学) |慶應義塾大学等非常勤講師|女性声優とDisneyとテーマパークと百合が好きな社会学研究者| レズビアンでクワロマンティック|メイドカフェの労働|共著『ふれる社会学』『「百合映画」完全ガイド』『ガールズ・メディア・スタディーズ』『アイドル・スタディーズ』| 共編著書『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』