さて2例目は、いつもの御用機関、財務省の傀儡たる財政審の提言 https://twitter.com/kokiya/status/1792770972191424927 。曰く「金利上昇で国債の利払い費が増えるので歳出を削減せよ」との何重にも間違った愚論。酷すぎてツッコミが追い付かないが、取り敢えず発行済み国債の利払い費は増えない事と、日銀保有国債の利払い費は国庫に戻ってくるので金利上昇とは無関係な事を指摘する。
そもそも、金利が上昇するのはオマエらが日銀に圧力を掛けて金融緩和を止めさせるからだろうが。マッチポンプもいい加減にせぇよ。
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そして最後はザイム真理教の入信者による財務省礼賛の提灯記事 https://twitter.com/antitaxhike/status/1790856521796173848 」:とうとう「ザイム真理教」と呼ばれるのを諦めたと言うか、開き直った。で、何とか捻り出した屁理屈が「優秀な人達が信じている『教義』ならば、恐らく正しいのでは」ときた。
もぅこの一文だけでツッコミ所満載。
1)そもそも権威主義。
2)元ネタのオウム真理教には一流大学出の幹部が複数いた。
3)優秀かどうか知らんが大部分は専門外かつ低学歴(学士のみ)。
4)たとえ「優秀」だとしても、専門分野でノーベル賞を受賞した何人もの経済学者よりも上ではないだろう。
まぁ「所詮は自著の宣伝か」と言ってしまえばそれまでなのだが、前述の如くスティグリッツ、クルーグマン、バーナンキといった名だたる経済の専門家(全員ノーベル賞受賞者)の共通認識をほぼ丸ごと無視しておきながら「世界の賢人と語る」などと銘打つとは、臍が茶を沸かす。
少しでも真面目に世界経済に目を向けていれば、世界でも例を見ないほど日本の財政赤字の拡大スピードが「遅い」のに気付く筈だが、それを知らないのなら無知だし、知ってて誤魔化しているのなら卑怯。
そう言えばこの人、共同通信社の出身なんだね(爆)
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