【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「またも財務省のミスリードが炸裂 https://twitter.com/Panatorine/status/1788408869267689507 」:リンク先では財政審の財務省配布資料にツッコミを入れている。当該資料は「積極財政無効論」とでも呼ぶべき財務省プロパガンダを正当化する為にデータをチェリーピッキングしたものと言える。
財務省はここで「拡大する財政出動の結果、過去20年で政府債務残高は約2倍となったが、名目GDPはほぼ横ばい。積極的な財政運営が持続的な成長にはつながっていない面もある。」などと言うが、これがトンデモない嘘。まず「20年で2倍」は諸外国や過去の日本と比べても非常に遅いペース。
この程度で「積極的な財政運営」などと称するとは笑止千万。本来なら20年もあれば5~10倍程度に増やしてしかるべき。詳しくは過去スレで https://twitter.com/_pseudoctor/status/1468588839443005444 。
更に狡いのは、末尾を「面もある」などと濁した所。断定を避け逃げ道を確保したつもりかもしれないが、前段が噓なので無駄。
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更に財務省は「先進国の債務残高(対GDP比)と実質経済成長率の関係性を見ると、必ずしも正の相関関係は見られない」とするが、記事でも指摘されている通り、ここも酷い欺瞞。言うまでもなく
「債務残高」と「債務残高対GDP比」とでは
全く異なる。なのにこれらを混同させるミスリード。
ただ、中野剛志さんには申し訳ないが、私見では、この程度では財務省の権威は「これ以上」失墜しない。つまり度重なる「悪行三昧」により既に権威など泥に塗れているからだ。
#税収を財政支出の制約条件にしてはならない
#国債は借金ではなくむしろ国債こそが財源である
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