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虎に翼 第7週も面白い
戦争のニュースがどんどん増えていく
「またね」の約束は守られるのか

ネットの「フェミニズムうぜえ」勢も『ぼっち・ざ・ろっく!』の脚本の人だと気づき始めたと家族が言うので、夕食時に『虎に翼』を見るようになった。
俺はその情報を知っていたぜ。早くからWikipediaに書いてあったぜ。

ドラマなどで「海に行こう!」となるの、海が光を反射してキラキラして映えるからだな
人間もなんだかはしゃぐので、キラキラ度が増す

人権の国だったのか 

日本の入管の虐待問題の時だったか、難民の人がなぜ日本に逃げてきたのか聞かれて「日本は人権の国だから」と答えていて、どこが?と思ったし、失望させ、安全な生活も提供できなくて、申し訳ない気持ちになったけど、
期待をもたれたのは、緒方貞子の活動が世界的に知られていたからかもしれない。

nhk.jp/p/anotherstories/ts/VWR

NHK名曲アルバム アダージェット 

漫画「税金で買った本」に出てくる、図書館の閉館時に流れる曲。
こんな劇的に美しい終末感のある曲が流れる図書館て(曲を選んだ職員が「ヴェニスに死す」を好きだった可能性)

テロップで、映画で美少年をストーキングしたアッシェンバッハが野垂れ死ぬのを「やがて失われる美しさをとどめるように」とか流れたけど、アンドレセン氏はご高齢になった今が一番かっこいいから。

戦時下のオペラ上映(来期の Grounded) 

Grounded 訳すなら「地上より」だろうか(昔の映画も匂わせて)
女性の爆撃機パイロットが、妊娠により地上勤務になって、ドローン爆撃のオペレーターに配置転換になり、正気を保つのを試される…というあらすじのようだ。

ただでさえ身体が大変な妊娠中の人に、つらい活動をさせるなよ(ファーゴとか三体とか)と思うし、女性すなわち母性でありそれが危なくなると悲劇というのも、男性作家の母性信仰とでも呼ぶべきベタなネタである。

世界中で戦争をしてるのに、のんきにオペラかと言われれば、そうだ。
でもフィクションに託して戦争の愚かさが描かれ、観客はそれを共有することもある。

来期にサロメを上演するのも、サムネイル写真のヨハナン像が怖すぎるが、従来の、猟奇的な恋愛の話という面だけでなく、批判者を圧殺する話であることに気づかされる。

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MET の特典映像(リアル13歳は心配) 

ロメオとジュリエットに触発されて制作されたJuliet's slumber という短編が、METの特典映像として流れた。
オペラは30代の歌手が確かな歌唱で初々しい恋人達を演じるので安心して見られるのであって、
現代のローティーンの人が雪山で水筒から毒を飲んで眠りにつく映像、事件性しか感じなくてハラハラした。仮死ではなく凍死する。
オフィーリアなどを好きな人が作ったのだと思う。

METライブビューイング (Met: Live in HD) のオープニング映像、最後に地球と、太陽光パネルと外壁に突起物がたくさん付いた、白くて短いこけしみたいな形の人工天体のCGが出てくる。壮大さを演出しているのかと思ったが、インタビューでゲルブ総裁が、天気が悪くて配信が途切れたことを謝罪していたので、通信衛星か。

オーロラ、神秘的できれいな気象と思っていたけど、太陽の活動がすごく活発なわけで、通信途絶や停電などの影響があるかもと思うと、禍々しい

韓国映画の THE MOON の予告も流れた。リアリティがある災害サバイバルもので良さそう。
MOON (2009年の映画) とタイトルが似てしまうのは混乱しそう。
どちらも労働環境は厳しい。

それはそれとして、カルメンの「闘牛士の歌」は聞くと楽しい。カルメンが生前に大人気になってビゼーにもっとオペラを作ってほしかった。
牛=カルメン的な暗喩を感じる。

乱暴な人間に捕まった動物の気持ちを味わいそう。怖い

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映画館で予告編が流れる The Watchers グロくて怖そうなので見ないが、森の中のガラス張り建築、ミース・ファン・デル・ローエとかを思い出す。

哀悼の日 涙の日 抑えられぬ怒り 

凶器は血に濡れ
災いが我らを覆う

Ô jour de deuil! ô jour de larmes!
Un aveugle courroux!
Ensanglante nos armes!
Et le malheur plane sur nous!

第3幕 第2場。周りの大人も止めろよ〜。
でもロメオも最初は挑発に乗らず和解しようとした。
ティボルト、いとこのジュリエットが敵対する家の男と恋仲になるのが気に入らなかったのだろうか。
生まれる前からの因縁と、家に縛られた人生。

来期、とりあえずフィデリオとフィガロ2作は見ようかな
metopera.org/season/in-cinemas

ロメオとジュリエットの言葉遊び 

手をつなぐのは罪だから償いにキスするねとか
こんなに別れが甘いならずっとさよならと言っていたいとか
ひばりじゃなくてナイチンゲールとか
反対の言葉を使うような、言葉遊びや感情表現が興味深かった。

日光で星は見えなくなる、太陽よ昇れ、ジュリエットこそが星というのは、結局どっち?日本語訳だけではよくわからないのもあった

モンタギュー家とキャピュレット家、抗争の発端は?それぞれの事業内容は?資産は?爵位はある?と思ったけど分からなかった。シェイクスピアのほうを読んだら解説があるだろうか
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/

MET ライブビューイングにはインタビューのコーナーがあるのだけど、ライアン・スピード・グリーンのインタビュアー役が上手すぎるのか、みんな早口のオタク状態でトークがはずみ、あっもう時間なのでありがとう、になるのがちょっと面白かった。

感想 グノー《ロメオとジュリエット》 | METライブビューイング 

目覚めたら恋人の亡骸、ではないのが優しいが、やっぱり10代の恋人達を大人が全然救えてないのに怒ってしまう。報連相だいじ。神父の計画が弱い。薬で死んだり内臓を傷めたらどうするの。
ロメオ追放時点で駆け落ちすればよい。生活できないか。結婚させてくれないと心中する!と脅すとか

それはともかく、ナディーン・シエラは若鳥のような愛らしさと気丈さだし、ベルナイムは最初は大人すぎではと思ったが若々しく恋に夢中のロメオだった。ジュリエット父がコミカルで頼りない。パリス伯爵がチャーミングで憎めない。
グノーの音楽も優美でモダン、大仰すぎず、劇や歌唱にぴったり。ヤニック・セガンの指揮のおかげでもあるのか。
シックな色調の18世紀(フランスではマリー・アントワネットの時代)の衣装が美しい。仮面舞踏会を満喫できた。回転しない舞台。イタリアの広場を囲む館を完全再現。大きな柱が降りてきたのはびっくり。出演者が小道具を撤去するのはちょっと大変そうだが自然に見えた。

「ああ!哀しみと恐れと涙の日よ」の2人に武器を持たせなければ… という内容の歌詞には、現実世界の戦争のことを思い出さずにおられなかった。

shochiku.co.jp/met/program/551

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