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『運命の力』兄カルロ、家族の不幸で酒や賭博に溺れたり、命の恩人と親友になったりする繊細さもありつつ、面子を潰されて許せないという。手紙を読むか読まないか、優柔不断なところが妹に似ている。
恋人アルヴァーロも、結局、名誉が大事。先祖の太陽信仰って何なの。
当時のイタリア人のスペインへのイメージとは。

血糊を都度、洗うのかな…洗濯の心配をした。生々しいのでだめな人もいるかも。
駆け落ちするなら早よせーや、マーメイドスカートとか舐めてんのかとか、手紙も読めや、ドラム缶熱いぞ、とツッコミせずにおられなかった。
高速で事故った後の美しい歌はややシュールだった。
よく映画で「よーし銃を置け、そっとだ」という場面があるけど、投げたら危ないからだな。

MET『運命の力』のセクシーミリタリーうさぎダンサーズは最高(だいじなので2回言った)
この美術装置で、『侍女の物語』の舞台があったら見てみたい気がした。
プレツィオジッラ、ロマの占い師という役柄のようだが、戦争の女神、死神のよう。
(戦争賛美はガンダムWのドロシーを思い出した。2009年の日露のアニメ『ファースト・スクワッド』で戦地を慰問する歌手の中年女性も)
宝飾品の売買も戦地の娯楽なのか。明日は死んでしまうかもしれない者達の馬鹿騒ぎが悲しい。

感想 ヴェルディ『運命の力』METライブビューイング 

前回の『カルメン』が百点満点の面白かったのと比べると、見た後に茫然としてしまう。
男女の恋愛感情(出会いもどこが好きなのかも謎)、スペイン、戦争、カトリック教会、時代を現代にした新演出で、それぞれのつながりや必然性が不明でバラバラになっている感じ。その思い通りにならなさがリアルで、ヴェルディは運命そのものをテーマにしたのだと分かる。あと歌や音楽は最高。
セクシーミリタリーうさぎダンサーズは最高。プレツィオジッラの妖しい美しさは『魔笛』夜の女王に並ぶ。
メリトーネの嫌な感じもコミカル。
一瞬出てきたユダヤ系の人、どういう仕事なのか。
カットされがちな脇役のシーンも上演したのが、時代の空気や群像劇に有効だった。
各幕の最初の映像、場面の説明以上に印象的。
アールデコと、日本でいうバブル期の美術、
兵器がヘリなのはベトナム戦争のよう。
戦後の廃墟、今まで見たオペラの舞台で一番汚い(二番目は2023年のMETの『ファルスタッフ』)
演出のマリウシュ・トレリンスキが、(ロシアのウクライナ侵攻に関して)戦地に近い祖国ポーランドに言及していた。『カルメン』も、軍需工場やメキシコ国境の設定だったが、それ以上に戦争を意識したオペラになっていた。

祖母が頼まずとも話してくれた、子ども時代の遊び(おそらく型抜き)や、沼津の空襲の話、もっとちゃんと聞いて日記にでも書いておけばよかった。2世代前の経験は貴重だ。

映画での描写と祖父の思い出に関するSNSの投稿、実在の人が生きて家族がいた実感がわく。
ベストセラーになったファインマンさんも、マンハッタン計画に参加していたのか。

『シュレミールと小さな潜水艦』かなり面白い。
港町の気ままな猫と、のんびりした人間達。有能すぎて人間の愚かな活動への加担が嫌になった潜水艦…

kaiseisha.co.jp/books/97840365

アマプラのFallout第一話を見たけど 

ゲームのことをネット上で少し知っていたし、ポストアポカリプスもののフィクションは読むので、見てみた。
作り込まれているが、自分は全話見られる感じがしなかった。人が怪我させられたり殺されるシーンは無理。
最近見た映画「オッペンハイマー」や、現実の世界の陰惨な戦争や、核使用が不安な状況を思い出さずにおられない。
核シェルターに入れなかった人の遺骸も、ポンペイや爆心地のようでつらい。
米国の後ろ暗く嫌な面を取り揃えたようなブラックジョーク。

逆ダボス会議、面白いアイディアが全然浮かばない。
奴隷制を復活するとか、木をすべて伐採して燃やすとか、SFやフィクションを禁止するとか…

家が火事なのに、中にいる人間を2グループに分けてお互い殺し合うようなことを、実際の世界で進行中だから

ハイパーカミオカンデ、はるか昔はるか遠くからの極小の物質の観測のための、巨大な建設(大空洞や高性能研修装置)、興味深い。

www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/hk/

もしかしたら、別の宇宙や別の物理法則の世界の知的生命体と、研究成果を参照しあったりすることもあるのだろうか

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数学は発明ではなく発掘
昔の人、他の人の研究から、また研究が進む

E=mc2 は聞いたことがあるし、物質が爆発して膨大なエネルギーが出るのは実感があるけど、そのギャグとは
宇宙全体の質量の保存とかエネルギーの保存とか、わからん

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重い物質ができるイベントと考えられる、中性子星同士の合体、今も起こってるのかな
ブラックホールに引っ張られたりして

一般人の想像する四次元
数学者の次元は変数が増えていくだけ。n次元も考える

H.323用の端末、そういうのでテレビ会議していたのか

研究者から別分野の研究者への質問、いい質問

ニュートリノ、New Torino じゃなくて、ニュートラルなピッコリーノ、みたいな命名なの

複素数、わからんかった。群、数字であそぼ。に出てきたな。行列、習ったことない。
回転して元に戻る立体…多次元…
最後に超弦理論やマルチバースの話が出てきた。カラビ・ヤウ多様体、数学者はこんな複雑なものをイメージできるのか

虎彦製菓のアーモンドビスコッティ、おいしい。
イタリアスゴイカタイビスコッティよりも軽いガリッと食感
torahiko.co.jp/pages/25/

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