水星の話。スレミオ推す理由について。 続き。
@undefined 水星のスレミオは第1話で契約上では、婚約関係になる。
契約上の関係だったのにいつの間にか本当に恋心が芽生えて、というパターンは男女のラブストーリーでは古典的と言ってもいいくらい定番である。(記憶に新しいところでは逃げ恥とか)
それなのに女同士という理由で結ばれなかったとしたら、同性愛の否定ではないか。
もちろん、人間関係において恋愛が至高というわけじゃない。
しかし、フィクションにおいて(そして現実でも)女性同士の恋愛がないものにされてきたという歴史があって、圧倒的な不均衡がある以上、やはり二人は「恋愛的に」結ばれるべきではないか。
そう考えるようになった。
そうは言っても、実際のところは最後まで恋愛とも友情とも明言せずふわっとした関係のまま話を進めるんじゃないかとどこかで思っていたので、第10話には驚いた。
両思いだと思っていて事実そうである相手にそっけなくされて落ち込むとか、良かれと思ってやったことが相手に伝わらずにすれ違うとか、そのタイミングで別の相手に誘惑されるとか、今まで男女のラブストーリーで散々見たやつやん…
これは恋愛ルート確定したな、と思った。
水星の話。スレミオ推す理由について。 続きの続き。
これでヘテロエンドになったりしたら、もうクィアベイティングとの謗りは免れないと思う。
製作陣はこれまでのフィクションをすごく研究しているし、ネットの反応もチェックしている。
だからヘテロエンドになったら「わかってて」やってるので遠慮なく批判していいよ。
Twitterでは、がっかりするのが嫌だから見ないという方も見かけるが、私はもう最後まで見届ける覚悟はできている。
なんかめっちゃ長くなってしまった。
読んでくれた方いたらありがとうございます。