さすがですねー。
全くご指摘のとおりです。
中曽根に始まった「国鉄」・「電電公社」の民営化も同じ構図。
橋本「行政改革」で霞ヶ関も新自由主義的再編に屈服。(これはパワー・エリート内部での権力変動だが)。
そして小泉の郵政民営化、国立大学「法人化」で今や国家公務員の圧倒的多数は自衛隊員。日本「陸軍」は8個師団級のそれなりに世界有数の常備軍になっているのです。海軍の方は、かかっている経費では世界2位。ただし米海軍の指揮下にあるので、「下請け的」な部分に集中しているが。
ですから、日本の新自由主義的再編は中曽根・橋本・小泉でホップ・ステップ・ジャンプの3段階を踏んだ。
安倍の時にはすでに見る人が見れば「新自由主義的再編」の社会への壊滅的打撃は明らかだったか、「異次元」の「開き直り」でひたすら「株価」だけ上げつつけた。
この「つけ」結局市民の負担になるが、現在軍事費倍増まで+されている。
ソフトランディング路線を目指すとしても、相当な技と運に助けられる必要がある。
今改憲論議などにエネルギーを費やしていては、破滅の可能性が高くなるばかり。
これもパワー・エリートの「我が亡きあとに洪水よ来たれ」感漂っていますが。
しかし洪水で「溺れる側」の市民は手をこまねいて見ている訳にはいかない。
理屈がわからない・・・選挙で意思表示しないとここまで舐められるんだなあ・・・
世耕氏は「アベノミクスは失敗でないかとの指摘に対して「失敗ならば自民党は6回の国政選挙で勝っていない。失敗ではない」との見解を示した。
政府・日銀の共同声明、見直してはいけない=世耕自民参院幹事長
https://reut.rs/3ITZrDi
"「そもそも“恵まれた高齢者VS貧困な若者”という図式がまちがっている」と伊藤さんは指摘する。
「日本は世界的に見ても、高齢者の貧困率が高い。貯蓄も年金も少ないためです。裕福な高齢者は一握り。実は高齢者も若者も貧困状態にあるのです」
OECDの最新のデータによると、高齢者の貧困率はG7の中ではアメリカに次いで2番目に悪い水準。18~65歳も、イタリア、アメリカに続き3番目に悪い。
「日本は高齢者人口が多いので社会保障費の全体は多いのですが、1人あたりでみると、先進国のなかでは少ない水準です。そもそも、社会保障にあてると言って上げた消費税の大部分は国の借金の返済と、実質的に法人税引き下げの穴埋めに使われている。誤った世代間対立に乗せられていないでしょうか?」
最後に森永氏はこう指摘する。
「結局、高齢者を悪者にしているのは、30年間日本だけ成長できず、賃金を上げられず、少子化の対策もできなかった政府の責任をごまかすためです」"
広がる“高齢者ヘイト”原因は「失政を責任転嫁する政府にある」と専門家 https://jisin.jp/domestic/2183101/