-ism は抽象名詞をつくる接尾辞であるわけだけど、どういう意味の抽象名詞なのかは語によるだろう。ただ、新語をつくる場合でよくあるのは「〜を{(よく)使う/基本におく/重要視する}{傾向/技法/思考様式}」という感じか。日本語の「主義」がカバーできるのは特に「〜を重要視する思考様式」あたりだが、逆に「〜をよく使う技法」あたりの意味で使われることがほぼない。
multilingualismも「主義」でないismの例になるでしょうか。イ・ヨンスク『ことばという幻影』(所収の論文のどれか)の中で、multiligualismは文脈により「多言語主義」でもあり「多言語状態」でもあるので、ismだからといっていつも「主義」と言うのはおかしい、という指摘がありました。QT: https://fedibird.com/@zeeksphere/111535895969218271 [参照]
様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。