-ism は抽象名詞をつくる接尾辞であるわけだけど、どういう意味の抽象名詞なのかは語によるだろう。ただ、新語をつくる場合でよくあるのは「〜を{(よく)使う/基本におく/重要視する}{傾向/技法/思考様式}」という感じか。日本語の「主義」がカバーできるのは特に「〜を重要視する思考様式」あたりだが、逆に「〜をよく使う技法」あたりの意味で使われることがほぼない。

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multilingualismも「主義」でないismの例になるでしょうか。イ・ヨンスク『ことばという幻影』(所収の論文のどれか)の中で、multiligualismは文脈により「多言語主義」でもあり「多言語状態」でもあるので、ismだからといっていつも「主義」と言うのはおかしい、という指摘がありました。
QT: fedibird.com/@zeeksphere/11153
[参照]

zeeksphere@fedibird  
-ism は抽象名詞をつくる接尾辞であるわけだけど、どういう意味の抽象名詞なのかは語によるだろう。ただ、新語をつくる場合でよくあるのは「〜を{(よく)使う/基本におく/重要視する}{傾向/技法/思考様式}」という感じか。日本語の「主義」がカバーできるのは特に「〜を重要視する思考様式」あたりだが...
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