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少し前からリベラルという言葉が本来の意味じゃなくなってるような気がして使うの控えていて、保守派じゃない層…とかよく分からない言葉を使ってた。

共産党って政策的には保守だよね?(本来の意味での)
自民党はいろいろいて、維新はリベラル。
だよね?(間違ってたら指摘してほしい)

自分のことを考えると単純に人権派…な気がしてきた。

今、日本は生存権…健康で文化的な最低限度の生活を営む権利すら危うい状態で、格差が広がって、炊き出しとかに来る人が増えていて、そこに対応するというのは保守とかリベラルとか以前の問題じゃないかと思う。

ちょっと前にTEDトークで、今後、IT技術がもっと進化すると、ますます一部の企業/人にお金が集中するだろうと言っていた。
確かにGoogleにしても、昔なら考えられないレベルで1つの企業が生活に影響与えてる。
今後もAIの導入や技術革新で、より少ない労働力/コストで生活ができるようになっていく。
つまりより一部の企業が利益を得ていく。
なので、ベーシックインカムを導入すべきだ…という話で面白かった。

でもこういうの、日本で導入したら腐り果てるんだろうなぁと思った。
ベーシックインカム導入の代わりに最低賃金下げるとか中抜きとか。

とはいえ、本当にそういう方向に緩やかに行ってるならリスキリングでなんとかなるレベルじゃないように思う。

下記サイトの記述には気になる点もありますが、参考まで。

【アメリカのリベラル(左派)とは】保守との違いと歴史をわかりやすく解説
liberal-arts-guide.com/america

@maniacbug ありがとうございます。歴史や社会の文脈が付随して、概念/思想的な意味の言葉ではなくなっているのですね。


まず歴史・社会上の出来事があり、それを分析して抽象/理論化した先に概念/思想が現れます。
わからなくなったら思想が生まれた社会状況や文化的背景を探るとよいです。

@maniacbug すみません、間違っていたら訂正してほしいのですが、左派の社会自由主義がリベラルという言葉で、アメリカ右派の、個人主義や市場の完全な自由化を求めることと結びついた方の自由主義はリベラルと呼ばないということで合ってますか…?


はい。
「個人と市場の完全な自由化」を求めるアメリカの右派勢力はなんらかのコンサバティブ(保守)かリバタリアン(自由至上主義者)です。

自由主義(リベラリズム)は基本的に「俺は自由だ!誰にも支配されない!」とする個人主義です。
19世紀に「市場の自由化」は経済的強者(資本家・ブルジョワジー)による弱者(無産階級・プロレタリアート)の搾取や支配を生み、(弱者である)個人の自由を損ねて生存を脅かすようになったため、20世紀に「強者の(経済的)権利」を社会的に制限してでもすべての人々の自由を保障しようとする社会自由主義(Social Liberalism)が生まれました。New Liberalism とも呼ばれ、大きな政府による福祉国家を旨とします。アメリカの「リベラル」はこの流れで、社会的であり平等寄りなので左派です。
より集団的に社会の平等を目指すのが(19世紀に生まれた)社会主義です。

本邦でも1980年代まではリベラルは左派の意味で使われていたとおもいます。現在は左派の「リベラル」と自由主義全体をあらわす「リベラリズム」とが混同されているようにおもわれます。

@maniacbug ありがとうございます! リベラルは社会自由主義なのですね。自由主義全体を示すと思っていました。

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