国立近代美術館の文藝展で知ったのだけど、文藝運動によって地方の文化等を見直すという流れで、「東京から来た文化人」が沖縄の方言を保存しなければならないと主張し、一方、地元の人たちは、標準語を話せなければ経済的格差が広まるだけだと主張して論争になったことがあった。
https://kotobank.jp/word/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%96%B9%E8%A8%80%E8%AB%96%E4%BA%89-1513311
なので沖縄の方言板をつけられた子どもたちは、日本政府によって話す言葉を強制的に奪われたという日本の植民地やアイヌの人たちとは少し状況が違うんじゃないかと思う。
東盛さんの祖母は、たぶん標準語がない方が良いと考えて、学校で標準語を苦労して学んだ世代なんじゃないかと思う。
与那国島方言はじめ方言をバカにしてきたのはマジョリティで、またそこに価値を見出すようになったのもマジョリティ。
嫌な話ではあるけど、与那国島方言のことを初めて知ったし映画も観てみたい。クラファンも支援したい。
×標準語がない方がいい
○標準語の方がいい
価値を見出すようになったのもマジョリティ…というの、あんまり良い言い方じゃないね。
どう言えば良いんだろう。