「『普通がいい』という病」の著者の、泉谷閑示さんのお話。
なるほどな〜って思う。
「日本語では自己と対象の主客が合一的で、その間の境目があいまいです。話者は個人主義の欧米人のような確固とした主体を持っておらず、相手との関係によって話す内容さえも変化してしまいます。言い換えれば「誰」が言ったかはあまり問われない社会。「誰でも同じ意見である」「同じ価値観を持っている」という前提に立った社会であるとも言い換えることもできます。」
「−日本は「主語=私」がないという言語構造からして、環境に同調していく傾向を帯びていると。
泉谷:そうなんです。しかし面白いことに、インド・ヨーロッパ語族の言語も7世紀くらいまでは、やはり日本語と同じように主語というものはなかったのだそうです。しかし、そのうち動詞の活用が始まり、主語も登場してきた。英語では12世紀頃、主語の義務化が起こるようになってきた。それはムラ的だったヨーロッパの中世の社会が、「個人」に目覚めていった社会の流れと密接に関連しているわけです。」
https://business.nikkei.com/atcl/interview/15/238739/030200240/?P=2
「印象深いのは「デモをしたって、もう遅い。国が決めたことやから」と、タクシー運転手の男性が投げやりに放った言葉だという。大島さんはこう強調した。「『変わらない日本』の空気を象徴している。民主主義は制度としてあっても、根付いてはいない。自らが政治に参画し、物事を決めるという考え方が根付いていない」」
日本は民主主義っていうけど、自分たちで決めている感じ、しないもんな……。
国葬、私は特別扱いする理由がないと思うから基本的に反対。
それでも国会で議論した上での結論ならまだ分かるけど閣議決定でやってしまったのがさらに良くないと思った。
「どの立場の人が見てもモヤモヤする作品に仕上がりました。私自身、困惑しています。日本は大丈夫なのかな、って」
この大島監督のコメントがドキュメンタリーとしては最高な仕上がりなのではと期待したくなる。
「君は何故総理大臣になれないのか」の監督さんでもある。そしてお名前からそうなのかなと想像したけど大島渚監督の息子さんなんだ。
海外配信してくれないかなぁ。
安倍晋三氏の国葬から1年 大島新監督が新作ドキュメンタリー製作で感じた「事なかれ主義」:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/274444
「排除ベンチ」の排除に初めて成功…野宿者支援に取り組む市議が平塚駅前ベンチ改修に込めた思いは:東京新聞 TOKYO Web
いいことだ。こんな非人間的な「デザイン」は全て廃止すべき。
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_EB06204099010000_68/
『梅花の想ひ人 日本昔噺選集』
美しい・・・!
狩野派か、それともクリムトか。
金をベースにした極彩色を展開するクリエイター「おく」による日本の昔話とは。フルカラー、色に感受性のある人を惑わせる妖艶な物語。
これは絵を見るタイプの漫画・・・!
特にこの4話目については、琵琶法師に視力のない時は筆書きの白黒、視力を与えられると豊かな色彩が展開します。必見。
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_EB06204083010000_68/
『贋 まがいもの』
昭和初期、極貧の幽霊絵師が手を染めたのは贋作作り・・・!技術を弄し魂を写し、その絵は「本物」になり得るのか。
美大生の手遊びではあるんですが、
日本アートは粉本・・・、先人の絵をトレースしたりお手本にソックリに描くことにより流派の技術継承する世界と聞き及んでいます(ただし、江戸時代琳派の私淑文化については諸説研究論文が出ています)
そのため逆に真贋を見極める技術や研究は盛んであると推測します。そこに偽物を紛れ込ませることがどれほどの反逆であるか。それは美術史を操作すること。
・・・みたいなことを踏まえると、エキサイティング度が増すマンガっす。もちろん美しい絵と、美術に対する吐きそうな情熱を堪能することでも楽しめます。
こないだ買ってきたシャトレーゼの「デザートモナカ 瀬戸内レモンタルト」。
これ美味しい。
レモンの酸っぱさと苦みが、きっちり。それがホワイトチョコとアイスの甘みと引き立て合って。
クッキークランチのサクサク感、チョコのパリパリ感、クリームチーズの風味、レモンピールソースのジューシー感、全部詰まってます。たまらん。
今度行くときまた買おう😌
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4223965718df7f5bedfbaff0f57653cadce09661
バレットジャーナルっていうのがあるのね。
これに近いこと、日記アプリでやってる。
やりたいこと、やるべきことを忘れずにやれるようになるし、長期的な展望も持てるようになるので、時間を有意義に使う助けになる。
とりあえず書き出しておく、というのがとても有効なんだと思う。
その日にできなくても、適当な時期に延期しておけばいいし。
何回も何回も延期してしまうものは、本当にやりたいのか、やるべきなのか再確認して、そうでなければ中止にする。なぜやめるかの記録も残しておけば、後であれどうなったっけ……ってなった時も探せるし。
本当はアナログでやったほうが脳には良いんだろうけど、とりあえず手軽だから日記アプリを使ってる😌💦
https://www.kokuyo-st.co.jp/mag/live/2020/07/000140.html
この本で紹介されていたADHD向け「バレットジャーナル」のノート術、仕事をしてる時は必ず作ってる。
仕事でイレギュラーがあると途端にダメになるので私には本当に最低限というか、あまり役に立たないというか、でもコレ作らないとたぶんほんとうに何もできず一日が終わる
関東大震災後に、当時田端に居住していた芥川龍之介も地域の自警団に参加していたそうである。ちょうど100年前の今頃だ。
その翌年、芥川が書いたブラックな小説「桃太郎」について、「9月、東京の路上で」の中で述べられているので、その小説を探したら青空文庫にあった。当時発刊したばかりだったサンデー毎日に1924念の夏、発表されたとのことである。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/100_15253.html
小説では震災後の世相を通じておそらく芥川の中に育ったであろう、自分の社会に隠された残虐さとそれがもたらす近い未来を予見している、そのように私は思った。「不安」ってこうしたことの全体だったのだろうな、と確信した。
天才物理学者であり、日本の近代科学の祖でもあり、随筆家で俳人としても名を馳せた、寺田寅彦。(夏目漱石の数少ない友人のひとりでもあったり)
彼は、1923年の関東大震災の詳細な被害調査を行っていて『東京日日新聞』…今の毎日新聞に掲載したのが、この「流言蜚語」。
実に科学者らしい視点と、論理的で簡潔で平易な文章で、当時の東京市民を諌めてる。
…翻って100年後を生きる私たち。日々、SNSに流言蜚語が飛び交う中で生活してるだけに、この教訓はまだまだ有効なようで…むしろ、今の私たちのほうが、この教訓は必要なのかもしれない。
短い。すぐ読めちゃう。でも、なかなかグサリと鋭く刺さる。百年前の文章なのにね。
【青空文庫】 「流言蜚語」寺田寅彦
https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/43260_17028.html
https://twitter.com/STOPINVOICE/status/1697595732935782536?s=20
日本脚本家連盟、日本児童文学者協会、日本シナリオ作家協会、日本写真家ユニオン、日本図案家協会が連盟でインボイス制度の中止を求める声明
だそうだぞ・・・
「普通はこうなのに」の「普通」って?社会学者の著書で日本的「同調圧力」の問題点を学ぶ1冊 https://ddnavi.com/review/1172843/a/
こういうの大事。
溺れた子どもを助けに行くと大人のほうが命を落とす…それでも助けたい親がその時とるべき最善の行動 https://president.jp/articles/-/73367
細かく大事なことが書いてある
ゲーム好き(メギド72、テイルズオブザレイズ、TOVなど)/成人済。Mastodonは202202から、お試しでtrickleと併用中。https://trickle.day/piyo2023