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ファイトクラブがそのまま全部妄想ということでマーラについても納得できちゃうけど消費社会のプロパガンダにどっぷり使った冴えないホワイトカラーの妄想でもその「格好良さ」のためにシンパを際限なく再生産するというそれこそフィクションから滲み出た現実改変の力という点でも面白いなと思う。ファイトクラブ。

ベイトマンのノートの中身が現実に染み出していくような展開がいい。マスキュリニティの空疎な馬鹿馬鹿しさを徹底的に描きながらマスキュリニティに空疎さが惹きつけられる格好良さになってしまっているバロックなねじれ。

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1999年公開映画をみよう第一弾でファイトクラブを観てたら年をまたいでた。フランチャイズ化されたアメリカン・サイコはイケアの家具を買ってビルを爆破する。映像が今見ても斬新なのにマーラのキャラクラーがよくわからん。愛がどうとかいうタマかいな。外側から見たタイラーをオフィスの風景に嵌めると本当に怖いな。バスが出発して席から立ちあがる男たちの影というシーンがゾッとするが全く覚えていなかったことにびっくり。

スマイリー、大晦日エピソード。なんやかんやでパトリとヴェロの行く末が一番気になる。これは私の欲望なのかシステムの拡大再生産の規範が押し込めてくるものを自身の願望と取り違えているのかわからない。愛しているが愛の先にも人生は続き永遠の反復横幅でホームがどこにあるのか分からないホームがほしいのかもわからない。

そういえばグラス・オニオンでブノワの彼氏もしくは夫がサワードウ種入れたジャー片手に玄関に出てきてたけど、ロックダウン中に事件解決の反動で風呂に一週間こもって大概迷惑でうっとおしいブノワも来る日も来る日もかったい円盤みたいなサワードウを食べさせられ続けて辛かったかもしれないし事件の依頼があってお互いに良かったね。今でもそう大して進歩してないけど私のサワードウ初期、本当に謎の円盤だったからな...

さるすべり さんがブースト

『グラス・オニオン』短い感想。推理ものとしてこういう作劇はいいのかと思いつつ、サタイアとしてのつくりが鮮やかなので楽しめてしまうやつ。ブノワさんシリーズは長く続いて欲しいですね
picolin.tumblr.com/post/704648

最後、これはあなたの物語ですよ、とバトンタッチして探偵が舞台袖に引っ込んじゃう推理ものの様式はとても良いと思う。主役は人間だと心得ている優しい神様みたいで。

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あけたワインが当たりでちょっとしか入ってないの悲しい。1バレルがいい。750mlというのはいかにも少ない。グラスオニオン景気が良かった。2巡目のほうが楽しいやつ。素直に騙される観客なので。しかしあれ全部偽物という設定であってほしい。

グラスオニオン配信見てる。そういえばナイヴスアウトでLosing my mind歌ってたもんね。撮影時まだお元気だったのだなあ。しかしヨーヨーマ余程ひましてたんだろうか。あとイーサン・ホークも。

ボロクソに貶してたのは母だけどなんていうけなし方がカラフルだった。

長ネギのキッシュとか色々作った。母ちゃん、結婚記念日に観に行ってボロクソに貶していた『マーヴェリック』を父は覚えていないそうですよ。

いま脳のトンチキを摂取することでしか回復できない部分が疲弊している気がする。

キニアさんがスペクターとカフカ『審判』の舞台を並行してやっていたときの話で『スペクター』で高速道路通行止めにして大規模な撮影をやった次の日舞台のリハーサルに行ったら「美術の予算が増えました!そして!なんと!机の上に置く封筒の数が増えました!」と教えてもらったとき予算規模のあまりの違いに目眩を感じたけどまさにその両方を経験することが大事と語っているインタビューを読んだはずなんだけど見つからなくて全部妄想なのか?マンアップで女子トイレのドアの下から凄腕スパイ並みに滑り出てくるシーンが私の記憶の中にしかなかったように?MEN観に行く予定はないんだけど映画館じゃないとみないだろうな...

ううむ今回もいまいち。オーブンが悪いんじゃないか?オーブンのせいにしたい。

さるすべり さんがブースト

こちらでも宣伝しよう。小説TRIPPER冬季号に『君の六月は凍る』という短編載ってます。内容はうまくひとことで言えないんですけど(だから小説にした)すごく読んでほしい。よろしくお願いします。

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