『らんま1/2』の完全新作的アニメが制作決定したとのこと。
以前Twitter(X)に投稿したことあるけど、私は幼稚園児だった頃に『らんま1/2』の再放送を観て大好きになって、同時期にレンタルビデオで『霊幻道士』観たりディズニー映画『ムーラン』観たりしてたこともあり、幼稚園で将来の夢を発表するとき「中国人」と言ったことがある(アルバムにもそう書いていて、家族内で笑い話になっている)。
この記憶がアイデンティティクライシスを乗り越える支えになったし、自分のルーツにプライドを持てた理由の一つでもあるのだけど、それはそれとして、今また『らんま1/2』をやるなら原作や旧アニメ版から変えなきゃいけない部分がかなり多いとは思う。
シャンプーたち中国本土から来たキャラに「〜アル」と喋らせるのは本当にやめてほしい。「〜アル」という協和語(日本が実質的に植民地支配した中国は満州で同化政策の一環として作り広めようとした簡易な日本語)を基にした創作訛りを話す中国人/中華系キャラ、ド直球の植民地主義/人種差別ステレオタイプなので…(意見送るつもりです…)。
https://x.com/rumicworld1010/status/1805617105133617408?s=46&t=4tsZUPpZzK2N5GtXRmqOOw
『言えないことをしたのは誰?』上下巻、本日発売です!!
この作品ができあがるまでに関わってくださったすべての方に、改めて感謝申しあげます。
本当に本当に、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。
https://www.amazon.co.jp/言えないことをしたのは誰-上-さいきまこ/dp/4768459609/ref=rvi_d_sccl_1/358-0986928-3264942?pd_rd_w=U9AsL&content-id=amzn1.sym.a4dc92d7-7100-437e-b3e3-2349e8298523&pf_rd_p=a4dc92d7-7100-437e-b3e3-2349e8298523&pf_rd_r=PSYQAQY1CZ8R835JH96E&pd_rd_wg=vT0Uc&pd_rd_r=d7535085-3916-4f9b-93b4-60818b57d8e6&pd_rd_i=4768459609&psc=1
QT: https://fedibird.com/@MakoSaiki/112649048238447044 [参照]
俳優がいい演技をするために求めたインティマシー・コーディネーターをどうしても入れたくないような監督の撮った映画なぞ観たくありません。単純に映画をよくする努力を怠っているし、想像力も配慮もない。俳優の方々ができるだけ傷つきませんようにと願うけど難しいんだろうという予測がついてしまう。しんどい。
やっぱり石丸で迷う人いるんだなあ。美術館について質問した中学生にいきなり「給食がなくなってもいいのか」と詰める動画だけで人間性がわかりそうなものだけど、これを「論破」とか「すごい」てなる人いるのかな。
「映像作品は監督のもの」というのはあくまでその評価の責任に於いてという認識だったのだが、どうやら業界ではそうではないらしい。
性表現に監督と役者という関係性以外のものを介在させてはいけないからこそ、インティマシー・コーディネーターが必要とされる意味があるのだがそれを理解できなかったようだ。
>>「奈緒さん側からは『インティマシー・コーディネーター(性描写などの身体的な接触シーンで演者の心をケアするスタッフ)を入れて欲しい』と言われました。すごく考えた末に、入れない方法論を考えました。間に人を入れたくなかったんです。ただ、理解しあってやりたかったので、奈緒さんには、女性として傷つく部分があったら、すぐに言って欲しいとお願いしましたし、描写にも細かく提案させてもらいました。性描写をえぐいものにしたくなかったし、もう少し深い部分が大事だと思っていました」
https://encount.press/archives/644934/
BT 主演側の「『インティマシー・コーディネーター(性描写などの身体的な接触シーンで演者の心をケアするスタッフ)を入れて欲しい』」という、演者を守るための要求が、監督の「間に人を入れたくなかった」という “こだわり” のために却下されてしまうの? グロすぎる。
https://encount.press/archives/644934/
週末にノンフィクションの『わたしが先生の「ロリータ」だったころ 愛に見せかけた支配について』を読み終わったところだった~~~
この本は、ほぼ同じ内容の小説『ダーク・ヴァネッサ』と同時期に買ってあったんだけど、ヴァネッサの方を先に読んだら気持ち悪すぎてちょっとムリになっちゃってずっと積読だったのだ…
チャイルドマレスターの国語教師が「ロリータ」を読ませて被害者の愛読書にさせようとしてくるとこまで同じ!!!
「わたしが先生の…」の方では最後の方にレベッカ・ソルニットの「『ロリータ』について説教したがる男たち」に言及があるんだけど収録されたエッセイ集が家にあったので再読できた。
それと、「If Women Wrote Men the Way Men Write Women」についても言及あったのでこちらも検索して読めてよかった。
https://www.mcsweeneys.net/articles/if-women-wrote-men-the-way-men-write-women
でも「私が先生の…」ではナボコフも被害者だったことまでは書かれてなかったな。作者は知ってそうなんだけど…
都知事選の政見放送の中で、河合ゆうすけが手話通訳士の真横に来て大声で笑い声を上げているのを見て、手話通訳士たちの安全が十分に確保されていないと思った。その話題に関連して、2021年の都知事選の際にへずまりゅうが手話通訳士に至近距離で大声で喚いている動画も見てしまった。(本当に酷い動画で、私はすごく見ていて怖かった。)これについては、当時全日本ろうあ連盟が声明を出していた。→ https://www.jfd.or.jp/2021/12/16/pid23202
安全性の問題以外にも、パフォーマンスのために動き回る候補者が手話通訳士を隠してしまい、肝心の手話が見えないところがあって、情報の伝達が妨げられている問題もある。
手話通訳士の安全のためにも、きこえない人への情報保障のためにも、別室での通訳のほうがいいと思った。
手話を必要としている人や手話通訳士の人たちからすれば「何を今更」と思われるだろうけど、ひとまず東京都の選挙管理委員会にメールを書いてみる。
「そういうことならこっちに送った方が効果的だよ」というアドバイスがあれば、ぜひお願いします。
かえる(ふくろ)だよ
英日ゲーム翻訳者、たまに字幕翻訳とか
映画ドラマ漫画アニメの感想など
アイコンはオッパドールで同居人が作ってくれた