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ゲゲゲの謎の二次創作(夢小説でもあるし、モブ視点二次創作でもあるし、二人称小説でもある)

  
読み終わり~~。マリアーナ・エンリケス「寝煙草の危険」
スパニッシュホラーシリーズの2冊目。初めてのエンリケスになる、気がする。たぶん。(アンソロジーとかの短編集で見かけていたら初めてではないかも。)
幽霊たちや理不尽が身近にある人物達のお話だった。わたしがそれらに親近感を抱くのはやっぱり社会的には弱者に近い立場だからなんだろうか。
「わたしたちが死者と話していたとき」のあの川端康成も書いていそうなぞわぞわとした雰囲気と、人間の観察と、幸せになりそうでならないお話。破滅と幸せが紙一重で未来にあってフラフラ揺れながら生きている人間たちのお話だった。
おもしろかった~~。いろんな本を読みたい、

  
読了。どんでん返し20回もあったのかイマイチわかんなかったけど(ディーヴァーの文体が低体温で軽く進むせいもある。)ラストは痛快でとてもよかった。殺し屋に殺されかかった少女のケアもいい。大物になりそうな子だ。
今までとは違って視点人物がそれぞれできて、どんな風に進むのかたいへん面白かったし「これで終わり」にならないで戦いのそのあとについても念入りに書いているのがたいへん良かった。
全く予想してなかったところでおじさんと少女の関係性にぶつかってしまった。

ぶっちゃけ父親との確執に向き合う物語が好きでコルターショウシリーズ見てたオタクだから 第一部で「第一部 完! 最高!!」で終わるところだったんだけど これは第二部も楽しくなる感じ~~!!

あとわたしも同人誌でああいう数式挿入するタイプのお話作りたいな。
おわり。

 
「台湾文学ブックカフェ3 短篇小説集 プールサイド」面白かった~~。
本屋に3しかなかったんですが、1と2もいつか読みたい。
クィアのおはなし、ゴーストのおはなし、人間の理不尽のお話たちだった。グーグルのストリートビューをゴーストたちが担当しているの面白かったな。
父の物語がわりと多くて、養父だろうと実父だろうとみんなみんな女を犠牲にして生きている! みたいなお話が多くて楽しくて悲しかった。女を犠牲にするな~~!!
あと怖がっていた未成年の性搾取は解説によって「性の導き」になっていたけれどまあ普通に「そんな風に肯定するな」の気持ちになりましたね。線引きはしっかりしてくれ。
面白かったけど辛いところもいっぱい。はい。台湾の「来るべき」文学たちだった。


おもしろかった~~。メキシコの作家。舞台となった場所はいろいろなんだけど、それぞれの「へんてこりんな世界」を信じきって頼りきって生きているのがとてもよかった。奇抜さがただ静かに受け入れられている世界のお話。生きている人たちの話だ。
ハマるか?? と思ったんだけど、東京が舞台の盆栽という話で「自分はサボテン、妻はつる植物だ」という感覚がよかったな。相互不理解にきづける物語だった。

現代書館の奥付 とてもよかったな。
活字で利用できない方のためのデータ請求券、録音図書、点字図書、拡大写本を作ってもいいよーの許可を最初から出してる。おもしろいですね。

今読んでるこれ まじで面白すぎて突然今年のベスト3ぐらいにくい込んでいる

天上の花 だけ読んだ やっぱりわたし三好達治のこと嫌いだわ………

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