『上海から来た女』(1947、オーソン・ウエルズ)
最後の10分だけでもいいから見て。という映画。名高い鏡の間のシーンのことだけど。まあ、そのシーンだけならYouTubeでも見れるか。
通しで見て、このダークで抑制されたムードが続いて最後にあれがくるのが更に鮮烈な印象を強めてるというのもあるね。
ということなので、前言撤回で通しで見ることをお勧めします。
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【「蛇の道」評論】世界のどこにいても黒沢清は黒沢清である
http://eiga.com/news/20240616/3/
ソニー・ピクチャーズ、米テキサスの映画館チェーンを獲得 映画業界に新たな波
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孫が遊びに来た時、こうなりましたw
This is what happened when my grandson came to visit.
『十字砲火』(1947、エドワード・ドミトリク)
古い映画なので、ネタバレありで書くと、
映画冒頭で殺人事件が起き、姿を消した復員兵の一人が容疑者となるが、捜査の過程を経てその兵士の上官による反抗であることが明らかになる。ユダヤ人ヘイトによるその人物による犯行であることは映画半ばで仄めかされているので、真犯人探しの面白さとは違う。事件に関わる兵士たちの心の揺れ動きや犯人を追い詰めていく刑事の立ち回りぶりがなかなか面白い。
ヒッチコック的な誇張された影や鏡の使い方なんかもスタイリッシュでカッコよかった。
ユダヤ差別・ヘイトへの批判の姿勢は明確で、刑事の捜査への姿勢を動機付けともなっている。
#映画
1900円10枚組の廉価DVD BOXの一枚だけど、画質はなんの問題もない。
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撮ってる時には気が付かなかったが、4 Aの文字とパイロンの形状が重なっている。
QT: https://toot.blue/@pylonograph/112613855229335980 [参照]
川本三郎の『君美わしく』の久我さんのインタビューで、平田昭彦との生活が毎日楽しくて夢みたいだった、と語ってたのが物凄く印象的で、朝起きると平田さんが枕元で紅茶用意してくれるしパーティーの帰りには「この前のドレスも素敵だったけど今日もとても似合ってるね」みたいに褒めてくれる、とか、お互いのこと大切にしあってたカップルで本当にいいなあと思ってずっと覚えてる。
あと同じインタビューで語ってた、五社協定時代に東宝所属の女優さん皆で集まって遊べる隠れ家的な場所があって、初めて行ったとき原節子さんが立て膝に咥えタバコで麻雀しててびっくりした、とかそういうエピソードも面白かったんだよな。咥えタバコに立て膝で「ロン!」とか言ってる原節子ちょう良くないですか!?
あの本探してまた買おう……。
午前十時の映画祭が小津回になっている。『小早川家の秋』『宗像姉妹』
午前十時の映画祭 https://asa10.eiga.com/ #午前十時の映画祭 #asa10eiga
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