『マッドマックス:フュリオサ』
最初になんかの果実を摘むところから始まって、その果実の種をずっと持ち続けて最後にそれを植えてその木になった実を採るっていうの、なんかこう、映画の最初から最後まで一本の線をスーッと引いたみたいな感じで良かった。映画の大河ドラマというか神話的な雰囲気を生み出す一つの要素だったかもね。

『マッドマックス:フュリオサ』
線、というと、アクションが空間に線を描くような立体的なイメージがあったね。トレーラーが螺旋状に下っていくのと、フュリオサがディメンタスを狙う弾丸の軌跡の直線が一つの空間に描かれる感じ、印象的。

『マッドマックス:フュリオサ』
砦とガスタウンを両端とする線分が大きな舞台になっていてその往復でアクションが展開される。
それに比べると、弾薬畑とガスタウンの間の移動場面がないせいか弾薬畑の場所は曖昧に感じる。3角形を描いているという感じはあまりしない、かな。

『マッドマックス:フュリオサ』
幾何学的というと、ディメンタスによる処刑シーンの五角形というのもあった。そのシーンの後、腕に星を刻むんだったか。

『マッドマックス:フュリオサ』
幾何学的と言うのとは違うけど、アクションを立体的に表現するのにするのに注力しているのが良かった。さっき言った弾薬畑の攻防、爆走するトレイラー周りの空中戦、岩山を駆け上り駆け降りるチェイス、ディメンタス軍を襲う砦の戦い。みんなそういう感じ。

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『マッドマックス:フュリオサ』
立体的なアクションを散々見せた後で、最後の最後に砂に包まれたような上も下もないような抽象的な空間でディメンタスとの最後の対決をする、という流れもあった。

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