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次回は『赤ちゃんに乾杯!』(コリーヌ・セロー監督、1985)を取り上げます。独身の三人の男が突然現れた赤ん坊の世話にてんてこまいとなるコメディで、ハリウッドでリメイクされているヒット作。11月18日(土)更新です。

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古田新太、なかなか迫力のあるブチギレ親父を熱演していますが、何というか古田さん自身の元々の人の良さみたいなものが、たまーに台詞の端っこに出ている。それに気づくと、キレててもあまり怖くない(笑)。
少し不器用で鬱屈を抱えていて、しかし真面目に頑張ろうとはしている、どこにでもいそうな普通の青年を見事に演じ切った松坂桃李は、改めて優れた俳優さんだなと思いました。

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「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第22回は、古田新太と松坂桃李が共演した『空白』を取り上げています。
突然の交通事故で娘を失い、タガの外れていく父親。もともと横暴な面のある彼の目につきやすい「暴力」性はやがて、周囲で起こってくるより厄介で根の深いさまざまな「暴力」の中で、むしろ小さな嵐のように見えてきます。→
forbesjapan.com/articles/detai

こちらでは冒頭20分が無料です!(最初私の凡ミスでトラブってますが、本の感想と質問、それに対するお答えなどが聞けます)
twitter.com/anatatachi_ohno/st

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ここでの告知を忘れていたのですが。。
先週土曜に行われた綿野恵太さんとのオンライン対談です。アーカイブの視聴が10月7日までできます。どうぞよろしくお願い致します!

wezz-y.com/archives/95752

「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第21回は、ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』(2019)を取り上げてます。
原題は「Sorry We Missed You」(ご不在につき失礼します)。ほのぼのした邦題からは思いもよらない、”宅配の地獄”が描かれています。長男セブを演じるリス・ストーンがすごくいいです。どうぞお読み下さい!

forbesjapan.com/articles/detai

『「逆張り」の研究』を出された綿野恵太さんと、オンラインで対談します。みなさま、どうぞよろしくお願い致します!
wezz-y.com/archives/95752

「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第20回は、フランス映画『アマンダと僕』(ミカエル・アース監督、2018)を取り上げています。パリが舞台。若い叔父と、突然母を失った少女の、微妙に難しい関係性をみずみずしく描いた佳作。後半、二人のズレの描き方に注目しました。どうぞお読み下さい。
次回は、ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』(2019)を取り上げます。9月16日午後6時の更新です。お楽しみに。
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「シネマの男」第19回は、ジョン・ファブローが監督、脚本、主演を務めたコメディドラマ『シェフ 三つ星フードトラック始めました』(2014)を取り上げています。
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配役、役者の名はテキスト内に全部記していませんが、なにげに豪華です。コロンビア出身の個性派ジョン・レグィザモが好演。
SNSが重要なモチーフの一人で、tweetが画面に飛びかうなど「今風」の作りになっている一方、父子のテーマは極めて古典的と言えるでしょう。
全編を彩る中南米のソウルフードとラテンミュージックも良いです。

twitterではフォロー返しはしていませんが、ここはまだよくわからないので当分の間、フォローして下さった方は基本的にフォローすることにしています。twitterをやめて本格的に使うようになったら、整理するかもしれません。あしからず‥‥です。

飼い犬のタロになったつもりで読む「犬短歌」、今年上半期の歌をまとめています。どうぞよろしく。
ohnosakiko.hatenablog.com/entr

次回は、幼い息子と料理人の父を描いたコメディ『シェフ 三つ星フードトラック始めました』(ジョン・ファブロー監督、2014)です。

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連載更新の告知を忘れておりました。「シネマの男」第18回は、認知症の老人の世界をミステリー風に描いた『ファーザー』(フローリアン・ゼレール監督、2021)を取り上げています。脚本がなかなか凝っていて、意表を突く展開があり、いろいろ謎解きしたくなります。
私事ながら、亡き父が晩年認知症になり、母と私を間違えたり、時間の感覚がおかしくなったりしつつ、記憶がなくなり、言葉も出なくなっていきました。あれは本当にしみじみと寂しかったです。
なので、本作最後のシーンは涙なくして見られませんでした。

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ここは月一連載の告知しかしてないのだけど、3月の『マイ・インターン』のテキスト紹介を忘れてました。アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロ共演作品。比較的よく読まれた記事です。
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次回は、アンソニ-・ホプキンスが主演した『ファーザー』(フローリアン・ゼレール監督、2021)を取り上げます。6月17日(土)更新です。

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ForbesJapanに連載中の「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第17回は、ウィル・スミス父子共演で話題になった『幸せのちから』(2006)を取り上げています。経済的に行き詰まり妻と別れ、幼い息子を抱えてホームレスにまで追い込まれたセールスマンの男が、一転して株の仲買人として成功するまで。80年代初頭の実話を元にしつつ脚色された父親像を、これまでに取り上げた『自転車泥棒』や『クレイマー、クレイマー』などと比較してみました。どうぞお読み下さい。
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「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第16回は、2018年のイスラエル映画の佳作『靴ひも』を取り上げています。イスラエル・アカデミー賞(Ophir賞)8部門にノミネートされ、助演男優賞を受賞。その不器用な父親役のドヴ・グリックマンが激シブ。イラストを描くのも楽しかったですね(本文中にご本人画像も入れて頂きました)。ありがちなハッピーエンドで締めないラストも秀逸。どうぞお読み下さい。
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ForbesJapanで好評連載中の「シネマの男」第14回は、野村芳太郎監督、緒方拳主演の『鬼畜』を取り上げています。我が子殺害(未
遂)に至る「父の弱さ」に焦点を当てました。
支配型の女の間に挟まれた宗吉という男の凡庸さ、人間としての弱さ、どうしようもなさが、残酷なまでに描き出された傑作です。どうぞお読み下さい。
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娘役のダコタ・ファニングはずるいほどの愛らしさだし、凄腕弁護士を演じたミシェル・ファイファーの派手なキレちらかしに笑ってしまいます。障害者の描写がやや類型的な嫌いはあり、悪い人は出てこず、ちょっとファンタジーの混じったドラマではありますが、個人の持つ「限界」が多面的な、でも最終的にはポジティブなかたちで描かれている点は好印象。

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「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第13回は、『アイ・アム・サム』(ジェシー・ネルソン監督、2001)を取り上げています。知的障害者の父を演じたショーン・ペンが秀逸。どこかジェンダーレスな感じの父親像は、この当時わりと新しかったのではないでしょうか。
forbesjapan.com/articles/detai

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