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天澤退二郎の児童文学、あれは千葉県民(下手をしたら市民)にしか伝わらないローカリティーの部分があるというか、他県のひとには日常世界から異界の入り口を勝手に見いだす詩人のファンタジーの部分のみが受け入れられているのかなあ、と(宮沢賢治もそうだったのかもしれないですが)。

西千葉の夕暮れより素晴らしい風景がないと詩にした詩人だけあって、県民はあの辺りかな?とつい実際の地名や風景を連想してしまいます。

部外者が専門業者にマウントを取りに来る(ジャックする)ような業種(純文学や、その研究)になってしまうと、ろくなコトにならないから、ちゃんと評論の水準を上げるという営業努力を日本の映画関係者はしたとも言える。

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そういう作品そっちのけみたいな評論と、その評論をめぐる評論みたいな自意識の回廊みたいな文章は商品にならなくて、そういうのはよくもわるくもタダで書かれタダで読まれるネットでしか【読まずに済む】時代になってくれたのですよ。
(ちなみに、その書評を書いた人物が誰かを調べると、この10年ぐらいの映画評の状況を考えると、ちょっと驚くと思う)

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ようは蓮實重彦を下げに下げ、中野翠を持ち上げている書評になってしまっていたのだけれど、そのひとたちはもう中野翠の映画評に関心を持っていない状況なので、あの読者はどこに行ったのだ?という気もするのだ。
QT: fedibird.com/@ohmitakaharu/113
[参照]

大見崇晴  
まあ、映画評論は、むかしより今のほうが良いんじゃないのかなあ。 というのは、ほんの四半世紀ぐらい前までなら、中野翠が書いた映画評の本に対して、なんだか難しいことを書いている映画をろくに見れていない人間の本よりもとてもいい、という種類の書評がヌケヌケと書かれていた。それも出版社のPR誌に書かれた...

まあ、映画評論は、むかしより今のほうが良いんじゃないのかなあ。

というのは、ほんの四半世紀ぐらい前までなら、中野翠が書いた映画評の本に対して、なんだか難しいことを書いている映画をろくに見れていない人間の本よりもとてもいい、という種類の書評がヌケヌケと書かれていた。それも出版社のPR誌に書かれたぐらい。

もっとも、それであるならば「大衆」のための「大衆芸能」で「映画」はなくなったのか、と思うひともいると思う。

けれども、いまの社会の難しさはTwitterみたいなところで、いかにも昔であれば「一般大衆」ごのみの陰謀説が展開されて、イーロン・マスクがそういう陰謀説を展開するアカウントに施しを与えているという構造がむき出しになっていることのような気もする(想像されているような大衆なんて、本当にいるのだろうか)。

在野でも在朝でもいいので、参考文献を書いてくれるひとの文章は助かる。

そういう思いがあって、わたしの本は参考文献を多くしたのである。

最近はもう、「あれはあれこれで、こうでしたな」みたいな感想を書くのも、SNSにするのは億劫になっている。

山形浩生さんが最近なにをされてるか知らない(なんで、あんな泡沫的な政治の本や解説を書いてるのだろう?と不思議に思っていた)が、80年代に自分が憧れたものを貶しつづける芸風をやるには歳がいっているのでないか、とは思う。

しかし、東浩紀と山形浩生と小谷真理と宮崎哲弥と宮台真司が、それぞれに主義主張で相容れないところがそれぞれにあったことを、いまの若い人は理解できるのだろうか。

1979年の時点で50億円の負債を抱えて倒産した筑摩書房を再生させていくって、どんな縛りなんだ、という。

From:
fedibird.com/@ohmitakaharu/113 [参照]

それこそ、わたしらは岩波書店で実績も実力も人格も素晴らしかったけれど、いろいろあって筑摩書房の再生に尽力した布川角左衛門からの影響が、いまではより大きなものになっているのでは?と考えるなど、他の出版人が気になるというか。

From:
fedibird.com/@ohmitakaharu/113 [参照]

マツオカセイゴオさんについては、あれはあれでいいんでないか、(ヒッピー文化の)当事者でないと書けないこともあるし、というのと、思想なら中野幹隆冨岡勝、文学なら嶋中鵬二など他に気になる出版人のほうが借りや恨みがあるというか、なんというか。

ふと『オットーという名の日本人』を森於兎はどう思ったんだろうと、どうでもよいことを考えてしまった。

八木莉可子さん、レバテックの宇宙人役からテック系CMづいてますねー

以前、御神体(巨石)を勝手に持ち上げて問題になった人物についてテレビで特集されていたよとポストしたことがありましたが、神回すぎて伊集院光と佐久間宣行のコメンタリー付きでTVerで配信しています。

激レアさんを連れてきた。
tver.jp/episodes/ep8dlxyfv3

なんか、いまからでも、高橋ミレイさん主催でやった読書会の本、翻訳したら売れるんでは。

そのあたりなら、まだなんとか会話する相手が見つかると思います。

ただ、そういう話し相手は探しづらいので、オンオフ問わず、読書会とかトークショーで話が合うひとに遭遇しないと、難しいのは確かだと思います。

歳をとればとるほど、自分自身でそういう場に参加するハードルをあげて、辛く考えがちなので、タイミングがよいとき(寄り道的)にご参加されるのがよいのでないかと(と書きつつ、わたし自身はそういうことがしやすい馴染みの店などが、コロナ前から閉じたりしている昨今ではあるのですが)

大見崇晴 さんがブースト

不正に揺れるトヨタ、会長「今の日本は頑張ろうという気になれない」(朝日新聞)
digital.asahi.com/articles/ASS

7月28日 11:27までのプレゼント記事。

不正は企業ガバナンスの失敗だし、そもそも守れないような基準だったのであればそれは規制当局とのコミュニケーションの失敗なわけで、トヨタほどの大企業がどうしたのやら、という感想。

なお、この記事を参照してトヨタに批判的な言及をXでした星暁雄氏が、菊池誠氏のトヨタ擁護マスコミ叩きの題材として名指しされたことから、X上で各所から攻撃を受けている様子。こうした扇動をしつつ、表現の自由を語るのは理解できない。

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