うーんまあ、なんというか海外との文脈ではそういうかんじだと思うのですが、細かいところを抜きにすると「井上靖が一番えらい」という結論から逆算して成立した日本独自のジャンル観じゃないかなあと想っています。冒険小説。
QT: https://fedibird.com/@ttt_cellule/112184957053664755 [参照]
@ttt_cellule よりもっと核心に向かうと、内藤陳さんが好んでそうな小説ジャンルを「冒険小説」と呼んだのではないかというかんじがあるというか。戦後日本においては。
@ttt_cellule 世界的な基準と日本の基準だと、なんか違うんじゃないでしょうか。
世界的にはリヴィエールの『冒険小説論』を踏まえると思うのですが、北上さんが娯楽小説を取り扱った際のジャンル小説の意味合いになっているというか…‥要は新宿ゴールデン街で育まれたジャンル小説になっているというか。
@ttt_cellule で、長谷川伸のところから、村上元三も山岡荘八も平岩弓枝も西村京太郎も池波正太郎も、みーんな巣立っているので、ここを押さえれば、大まかなところがわかるのです。
@ttt_cellule 『瞼の母』の長谷川伸自身が書き講談出身なので、そのあたりも含めてカバーされているといいますか。
長谷川伸論 - 岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/book/b256057.html
@ttt_cellule 暗黙というか、時代小説は明治に流行した講談から生まれた「書き講談」に由来する小説でないかと思います。映画で言えばチャンバラ映画に相当するものというか。
@ttt_cellule うーーーん、そんなかんじでもないような。
ないような気もしますが、人気の時代小説家って、ほぼ月刊ペースで文庫本を出してる作家ものですが、わりとジャンル外には知られていないというか。
@ttt_cellule というか、じつはかれこれ二十年くらいは、時代小説専門の評論家って、縄田先生しかいない状況で。。。
(縄田先生ご自身は、このミスの長年投票してたり、大衆小説全般にお強いのですが)
秋山さんは立派だと思うのですが、独自すぎて。
世間や文学史的には、新聞に大衆小説時評を連載していた吉田健一のほうが存在感があるような(といっても、あれも独自の存在過ぎますが)
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