〈8月中旬〜下旬刊行の新刊です〉

デーリン・ニグリオファ『喉に棲むあるひとりの幽霊』(作品社)訳:吉田育未

アイルランドの俊英詩人による、鮮烈な散文デビュー作。18世紀に実在した詩人と著者自身の人生が入りまじる、新しいアイルランド文学。
他者の声を解放することで自らの声を発見していく過程を描き、《ニューヨーク・タイムズ》ほか各紙で話題となった、日記、哀歌、翻訳、詩人たちの人生が混交する、異色の散文作品(オートフィクション)。

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最近オートフィクションが海外文学でもジャンル扱いされているけれど、日本には大江健三郎というこのジャンルの巨匠がいたことが、忘れられがちな気がする。

From: @book_lighthouse
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