この前、共産党の大門みきしさんがジェンダー問題的に微妙なこと(というか典型的な無理解)をツイートしていて、自分は大門さん好きなので「ちょっと違うのでは」と丁寧に指摘したら、同様にたしなめるレスがいくつかあったせいか、翌日には「意図が伝わらないツイートでした」とか言って削除していたんだけど。

反省してツイート削除はまあ良いとして、「意図が伝わらなかった」じゃ自民党の疑似謝罪(謝ってないけど謝ったふり)と同じで、大門さんもそれかよという感じはした。結局のところ、これって「いかに普段リベラルでもジェンダー問題になるとバグる男性識者」といういつものパターンというか。またその一例が増えたなという印象だった。

ちなみに、具体的にどんな話だったかというと、大門さんは寅さん映画の大ファンだという話を会食の席でしていたら、同席していた女性が『男はつらいよ』というタイトルはジェンダーバイアスがかかってませんか?と怖い顔して聞いてきたとか言って、「寅さんまで敵にしないでほしい・・」とTwitterで愚痴ってたというもの。的外れすぎる。

@note103

個人的には、女の目で見ると、さくらの描き方が、何とも男の願望まんまでつらいですね。宮崎アニメもそうだけど、「あ、ハイハイ」という感じです。

@zpitschi さくらの描き方、たしかにそうですね。男性が「女性にはこうあってほしい」と思う像がいろいろと込められているような感じがします。
宮崎アニメ、あまり考えたことがなかったですが、こちらもたしかにそうですね・・男性キャラを引き立てるためにあるような、その女性自身の主体性とか、個人的な欲望が感じられないようなキャラクターがいくつか思い浮かびます。

@note103
ナウシカ的な主人公(戦闘美少女)も、強くて(守ってくれそうで)優しくて純情可憐で、おっぱいは大きい可愛い少女みたいな男の(宮崎駿の)願望の塊です。

あの、宮崎アニメの女主人公の息を吸い気味に発する「はっ!」という声と、髪の毛が逆立つ様子が、「あー、こういうのが好きなんだろうね」といつも思って見ていました。

@zpitschi ああ、なるほど。ナウシカのことはあまり想定していなかったのですが、言われてみればたしかにそうかもしれませんね。

呼吸と逆立つ髪の毛、すごく目に浮かびます(笑)本当にそういう描写がよくありますね。

@note103

多分、男性の目から見ると、あまり違和感がないのかな、と。

女の目から見ると(少なくとも私の目から見ると)、「そんな都合のいい女はいないっつーの!」と言う感じなのですが。

しかも少女。

フォロー

@zpitschi たしかにそうですね。宮崎アニメって、昔から家族で安心して見られるような雰囲気が打ち出されていて、なおかつ作者と同じ男性ということもあってか、あまり疑問を持つタイミングがなかったかもしれません。

@note103

そう言うところも「寅さん」に似てるかもしれませんね。

私も寅さんも宮崎アニメも楽しみますが(最近のはあまり観てないんですが、昔のは観てました)。

@zpitschi それはあるかもしれませんね。私の場合、寅さんってあまり馴染みがなかったので大門さんの発言にすぐ引っかかったのかな、とも。ある程度馴染んでしまっていると、違和感に気づきづらいという。

とはいえ、だからといって(気づきづらいからといって)問題を先送りして良いということにはならないとも思いますが。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。