「怪物」を観てきた。
クィア賞が何なのかすら知らない、いつものゼロ情報で観に行くスタイル。タイトルと「(怪物)だーれだ」というキャッチで我々の「どれ、怪物探しをしてやろうかね」心をくすぐり物語に引き込む手管よ。誤解と不理解、偏見と先入観がたやすく他者を怪物たらしめる。そんな我々も誰かの目には怪物に映ってるかも知れないという危うさがあるし、子役2人の演技がまあ生々しく、怪物の正体とかどうでもよくなるくらいラストは救いというか希望を感じさせるものがあった。

水星の魔女19話。
一番のやり方じゃないのは解ってるけれど、そうするしかない時ってあるよねと話を学園パートでしていたけど、プロスペラのアーシアンとの開戦の口火の切り方だけはたったひとつの冴えたやり方って感じなんだろうか。ガンダムルブリスを兵器転用していたオックスアースにブチ切れるのは解るけども、デリングの娘であるミオリネもプロスペラにとっては復讐対象の一人なんだろうな。株式会社ガンダムの代表として元凶になってもらうっていう。

「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を観てきた。
前日に原作読んでから観たけど、オリジナル要素は尽く原作への肉付けになっているし、終盤はなんなら原作掘り下げてるまである。泉京香は相変わらず煩いながらも彼女にしかできない役割を無自覚に果たしてる感じがとても良い。原作では富豪村にしか出てこないので半分オリジナルキャラみたいになってるけれども、少なくとも映画露伴においては不可欠なピースにまで昇華されてる。

そして高橋一生が二度美味しい映画。
若露伴役はなにわ男子のメンバーだそうだけど、クレジットに一切表記がなく、舞台挨拶でもいち俳優として扱われていたのが逆に気遣いというかリスペクトを感じたというか。おかげで色眼鏡なく彼の演技を観られた。ネタバレになるからアレだけど、ひとつ印象深いとこあるんだよね。

「MEMORY メモリー」を観てきた。
アルツハイマーの描写がじれったく映った以外は概ね満足。手堅い。駅そばのような映画。
ザ・フォーリナーの監督でリーアム・ニーソンとガイ・ピアースが「記憶」をテーマに共演するのが観られるだけでかなりの高ポイント。
アクションで魅せるというよりは、権力者によって性的に搾取される移民の未成年少女達を巡って殺し屋とFBI捜査官が異なる立場で正義の所在を探して足掻く姿で魅せるという感じ。やる気と裏腹に常に権力というかFBIから締め出され続けてきたメキシコ警察の人も全体を通して好演だった。

ハッイッキーングっ♪
布瑠部由良由良〜♪

夢に架かる虹の橋
希望の光の矢
愛を包むオーロラのカーテン
その全てが嘘っぱちに見えて
自分を見失うような時は
あなたが誰で何の為に生きて
「ルカーッ」と叫んでドカドカ行って
テーブルのピザ プラスモーチキン
ビールでいっきに流し込み
ゲップでみんなにセイ ハロー
ON AND ON TO THE BREAK DOWN てな具合に
鏡となり 傍に立ち
あなたを映し続けよう
そう願う今日この頃です

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3を観てきた。これはジェームズ・ガンいい仕事。満を持して紐解かれるロケットの過去。ロケット自身の物語としても現メンバーでの最後の物語としても最高だったね。各々やり残した事に決着を付けて締めも綺麗。最初クイルが孤独に聴いているだけだった地球の懐メロ達がロケットを経て新たなガーディアンズにも伝播してるのもグッとくる。

エアコンの試運転したらタイマー点滅で逝っていて、量販店に修理依頼したらサンヨー製はパーツの確保が困難で修理不可と言われた。13年使ってきたし買い替えはやむを得ないかなと思うんだけど、うちは13年前にサンヨーのエアコンを3台同時に購入した形跡があるので買い替え時期もほぼ同時になりそうで、実際なったらダメージがでか過ぎる。

つまらない映画は一言で済ますか言及すらしないっていうのは酷評よりも残酷なのでは? 若い人たち冷たくない? っていうツイート、これは解らないでもないところがあって、映画よりはアニメのTVシリーズで残酷さが浮き彫りになるような気がしてる。1期はタグ付きでバシバシツイートしてた人が、2期以降怖くなるくらい全くその作品の話しなくなる現象とかあるからね。

Fedibird

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