「怪物」を観てきた。
クィア賞が何なのかすら知らない、いつものゼロ情報で観に行くスタイル。タイトルと「(怪物)だーれだ」というキャッチで我々の「どれ、怪物探しをしてやろうかね」心をくすぐり物語に引き込む手管よ。誤解と不理解、偏見と先入観がたやすく他者を怪物たらしめる。そんな我々も誰かの目には怪物に映ってるかも知れないという危うさがあるし、子役2人の演技がまあ生々しく、怪物の正体とかどうでもよくなるくらいラストは救いというか希望を感じさせるものがあった。

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