考えたいことが似ていているところが大変多いです。

【キワノエッセイ・もしくは解説】
この度の『コアラVSキワノ』キワノ付き小説の再販に寄せて書きました。

note.com/taranomegusuri/n/n437

zine『牛がいた頃』の取り扱い店一覧(10/20現在)
ホホホ座浄土寺店・余波舎・開風社待賢ブックセンター(京都)
句読点・冬營舎・あすな書店(島根)
汽水空港(鳥取)
Calo Bookshop & Cafe・犬と街灯(大阪)
らくだ舎(和歌山)
1003(神戸) 本屋とほん(奈良)
古本屋百年・ISBbooks(東京)

通販:taranosaki.booth.pm/items/5969

サイトでも通販いただいてるお店もあります。
中国山地(島根、鳥取、広島など。兵庫県の但馬は端っこ)が畿内(京都大阪神戸奈良和歌山など)の農耕牛の産地だったので、zineでゆかりの土地をつなぐような事が出来て嬉しいです。

農耕牛とは、昭和30年代以降に耕運機が普及するまで田んぼや畑を耕していた牛のこと。日本にかつていた牛。 農耕牛の記憶を調査した2023年から2024年にかけての日記は、農耕牛から読む近現代史です。【A5版,120P,1100円】

私にとって畑を耕していた牛とは、日本の歴史、農業の近現代史、動物福祉、地方と都会、動物、動物と人間の関係や距離、その距離の違い、食べること、場所、差別や暴力、戦争、環境問題、とは何か、という問いが生まれて、それを知るために調べていく日々でした。

『地震雑感/津浪と人間 - 寺田寅彦随筆選集』(中公文庫)
「流言蜚語」井戸に毒を入れるという噂話を科学的に分析して、科学的な考え方を示す。

いつも私が畑に行っている花脊の祭り、花脊の松上げは愛宕信仰の神事の一つで、火伏せと五穀豊穣を祈る。太鼓と鐘の音だけが響く中で、40人くらいの男衆が千本の松明に火をつけて、20メートルの燈籠木の大笠に向かって松明を投げて、火を付ける。火の玉入れだった。燈籠木が朽ちるところも良かった。

マクワウリを頂いたので、初めて食べた。タネの周りのワタの部分が一番美味しいと聞いたのだけれど、キワのでタネを食べることを覚えたので、食べれそうなものはパリパリ食べた。確かに一番甘かったが、他のところも十分甘くて、なんなら半分くらいまで皮も食べた(途中でやっぱり硬くて残したけど)。
高島屋にも納品されているもののようで、畑に転がってるのがマクワウリなのに、とくれた人は言っていた。

『牛がいた頃』を京都の余波舎さんでも取り扱っていただけることになりました。ありがとうございます。
表紙の農耕牛の絵は、お正月の年賀状代わりに小四の友だちが描いてくれたものです。雲の描き方がポイントです。
ぜひお手にとってご覧ください。

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農耕牛は畑を耕している牛ですが、花脊の93歳のおじいちゃんの取材で三年に1回博労さん(今でいう家畜商、獣医も兼ねる)が連れて来て交換され、しかもその牛は兵庫県の但馬からやって来ることがわかり、え、但馬って日本に二つある牛の博物館があるあの但馬??(もう一つは岩手)となり…以下目次

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映画の上映と勉強会、友達からも「え?申し込み必要なの?申し込みって敷居高くなんない?」とよく言われるのだけど(のち申し込みしてくれる)、定員50人までなので申し込みしてね。

映画の上映と勉強会は予算を最低限に、集まれる人が集まって広く議題について考えることも目的でもあるので、ウェブの告知文を記載したものしか作っておらず、口コミいただけると幸いです。

これ豚が多産であることを表してる人形でおもしろい。

【告知】日本の農業やその歴史、食の循環から動物や肉食を考えるための映画上映と勉強会を開催します。食とは何かを探求する広い目的を持ちつつ、命をいただく、牛の命と向き合う、ということに触れ、そのなかで、歴史的につくられてきた差別の問題も取り上げます。

申込:docs.google.com/forms/d/e/1FAI

日時:2024年8月4日(日)16時~
場所:京都大学人文科学研究所本館4階大会議室
上映する映画:『ある精肉店のはなし』 
参加費:無料
定員:50名(要事前申込・先着順)

主催:京都大学人文科学研究所藤原辰史研究室、野咲タラ
協力:北出新司、板垣貴志(島根大学)、KYOTO EXPERIMENT

・事前登録の上、誰でもご参加いただけます。
・私野咲が行ってきた農耕牛の記憶のリサーチの報告も少しします。
・2021年の朝日新聞のこちらの記事が参考の1つになります。
「何を食べても私の自由」が引き起こした環境問題 身の丈に合った食生活を求めよう(藤原辰史)globe.asahi.com/article/144875

『WORKSIGHT[ワークサイト]23号 料理と場所 Plates & Places』
パレスチナ出身のシェフ、サミ・タミミの記事、エルサレムで異教徒同士が別々のレシピで料理すること。パレスチナの人たちは、近隣で採った葉やキノコを使った料理、季節感があり大地に近い、野興に富み力強い。レシピ、材料、食べ方が全部文化で、今パレスチナは飢餓が問題だけど、その前に料理の文化が当たり前にあった。食は政治である前に、文化だ。
他、イギリスの炭鉱で石炭を舐める話や脱北者に食べてもらった平壌冷麺がウケなかった話など。
どれ読んでもいい。

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