fedibird.comとmisskey.cloudにはローカルタイムラインがありませんが、その目的の一つは、ローカルに遠慮せず公開で投稿できるようにするためです。人間もBotもね。

なるべく目立たないですむようローカルのないサーバを選ぶ選択もあれば、

多くの人にみてもらうためにローカルのないサーバを選ぶ選択もあるので、

うまく使い分けて下さい。

fedibird.comは、2019年8月にできた新参のサーバです。
……もうさすがにそうは言えなくなってきたかな?

ともかく、2017年4月からたくさんのサーバが運用されてきた中で、かなりあとからできたサーバだということです。

特定サーバしか選べないMastodon対応サービスってあったりします。任意のサーバに対応するの大変なので主要なサーバを並べるのですが、そのころ無かったfedibird.comは入っていなかったりね。

ローカルタイムラインがないという、そんなMastodonに何の価値があるのかと散々いわれた、小さな異端のサーバだったわけですが、

この特性や安定度と多機能をみて、あるいは周辺事情に紆余曲折があり、いろんなサーバから少しずつ人が移り住み、

mstdn.jpが不安定になれば、そこにいた人がたくさん移り住んできたり、Twitterで何かあれば、またたくさん移り住んできたり、

去年の9月にPawooが止まった際に避難所の一つになりましたし、先日もまた少し増えましたが、

そうやっていろんなところからたくさんの人が集まって、ものすごく多様な構成員になっているサーバです。

なのに、誰がいるかよくわからないという不思議な空間です。

Fedibirdは、サーバの内側と外側を区別せず、Fediverseによるつながりを重視した連合志向のサーバにしたいという思いがあり、

大胆な変更ではありますが、ローカルタイムラインを無くすことでそれを実現したサーバです。

この特徴により、サーバ内のトラブルが極めて少なく、モデレーションのコストは非常に低くなっています。

また、雑多な、様々な考え絵方・使い方のユーザーを内包しつつ、それぞれがいきいきと活動し、共存しているため、連合の中に中立的なポジションを確立しています。

有り体に言えば、ブロックしにくいサーバです。

独自機能が多くクセの強いサーバであるにもかかわらず、参加しやすい、住みやすいサーバになっているのではないかと思います。

がローカルタイムラインを廃した意図はいくつかあります。

ひとつには、ローカルタイムラインが、公開投稿を行うと強制参加させられる性質を持っていること。

投稿者本人が自分でみないようにしていても、公開投稿はローカルに必ず流れる仕組みとなっており、ローカルを中心にみている人の目に入るため、会話を邪魔する存在となり、有り体に言えば喧嘩になるのです。

それで、公開投稿自体が自由なものでなくなる傾向があります。

たとえば定期的な宣伝や情報発信のBotのようなものを運用しようとすると、その存在が悪いものとして扱われてしまいます。

ローカルがあまり機能していないサーバでは、この問題は軽減されます。

ひとつには、ローカルタイムラインに頻繁に出入りし、交流の中心になる人達を中心とした、同調圧力の強い空間ができやすいこと。サーバ全体がエコーチャンバー化するとも言えます。

これは タグのタイムラインでも同様の問題が発生しうるので注意を要します。

場の空気やローカルルールが発生し、サーバのルール以上の縛りが生じて息苦しくなりがちです。

(つづく)

にはローカルタイムラインがないので、どんな人が登録しているか全然みえないし、気付きもしないっていう特徴がある。

だから、荒れてるとか、特定傾向の人が多いとか、考えなくて済む。

でも、連合タイムラインにはみんなと混ざって表示されるし、

連合タイムラインはfedibird.comの人たちがフォローした相手が相当な割合で含まれるので、もちろん影響を受けている。

いくつかのリレーに参加しているので、まったく誰もフォローしていない投稿も表示されるし、公開の投稿をすれば他のサーバにも流れていく。

分厚い連合の流れがあって、その中から購読する。

キーワードやハッシュタグでみつけてもいいし、サーバー単位で購読してもいい。

公開で投稿すれば遠くまで届きやすく、公開範囲を絞れば静かな空間を維持できる。

Fedibirdは、連合するFediverseに参加するタイプのサーバ。

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Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。