#fedibird がローカルタイムラインを廃した意図はいくつかあります。
ひとつには、ローカルタイムラインが、公開投稿を行うと強制参加させられる性質を持っていること。
投稿者本人が自分でみないようにしていても、公開投稿はローカルに必ず流れる仕組みとなっており、ローカルを中心にみている人の目に入るため、会話を邪魔する存在となり、有り体に言えば喧嘩になるのです。
それで、公開投稿自体が自由なものでなくなる傾向があります。
たとえば定期的な宣伝や情報発信のBotのようなものを運用しようとすると、その存在が悪いものとして扱われてしまいます。
ローカルがあまり機能していないサーバでは、この問題は軽減されます。
ひとつには、ローカルタイムラインに頻繁に出入りし、交流の中心になる人達を中心とした、同調圧力の強い空間ができやすいこと。サーバ全体がエコーチャンバー化するとも言えます。
これは #fedibird タグのタイムラインでも同様の問題が発生しうるので注意を要します。
場の空気やローカルルールが発生し、サーバのルール以上の縛りが生じて息苦しくなりがちです。
(つづく)
Fedibirdは、サーバの内側と外側を区別せず、Fediverseによるつながりを重視した連合志向のサーバにしたいという思いがあり、
大胆な変更ではありますが、ローカルタイムラインを無くすことでそれを実現したサーバです。
この特徴により、サーバ内のトラブルが極めて少なく、モデレーションのコストは非常に低くなっています。
また、雑多な、様々な考え絵方・使い方のユーザーを内包しつつ、それぞれがいきいきと活動し、共存しているため、連合の中に中立的なポジションを確立しています。
有り体に言えば、ブロックしにくいサーバです。
独自機能が多くクセの強いサーバであるにもかかわらず、参加しやすい、住みやすいサーバになっているのではないかと思います。 #fedibird