decentralizedっていうんだけど、いわゆる中央集権である単一のcentralized、どこにも権力がないバラバラのdistributedに対して、権力が分散している状態ね。
大小様々なサーバが連合しているFediverseはdecentralizedのモデル。
それぞれのサーバは自分のサーバに対する権力を持つけど、全体には及ばない分散している状態。
decentralizedな個々のサーバは集権されてるけど中央集権ではないので、これを中央集権と呼ぶのは避けてもらいたいのだけど、わりとよく使われる。
ひょっとして、適当な共通語彙がないから混ざるんじゃないだろうか。
とはいえ、なんて呼べば良いのか……。
@noellabo MaySoMusicianさんとのやりとりを見て気づきました…
ActivityPub=decentralizedというところは決まっていて、(中央集権に代わる)その和訳を探していた…ということだったのですね。
decentralizedでもないし、何かよい言葉は…という意図かと勘違いしていました。
2017年頃にブロックチェーン界隈が盛り上がっていた頃も、「分散」ではないし(別の意味ですでに使われているし)、直訳は「分権」だけど政治っぽいし、「非中央集権」としか訳せないな…みたいな話があった気がします。
@noellabo ActivityPubが「中央集権の集合体」ではないというのは、各ノードの管理者がノードの設定(個人のデータの共有範囲含む)を決められるとはいえ、他のノードとのコンテンツ共有を前提としたプロトコルだから…ということでしょうか。
ActivityPubと、IRCなどのビットコイン以前からあるプロトコルの(分権に関する)基本的な概念の違いを理解できていないのですが、コンテンツ共有という意味での分散プロトコルは2009年時点ですでにいくつか存在した状態で、なぜビットコインの登場でここまでdecentralizedという言葉がもてはやされたのか…
パブリックブロックチェーンとActivityPubと「中央集権の集合」の違いが明確になると、ActivityPubのようなものを表現する短くて良い言葉が見つかるかもしれませんね。