執筆依頼があり、集英社オンラインでMastodonについての記事を書きました。
https://shueisha.online/culture/18417
20〜30代がメインターゲットの、スマートフォンで情報収集している層を想定した媒体だそうです。
皆さんには物足りない内容で至らぬところもあるかと思いますが、お手柔らかにw
ざっくり、
・MastodonはTwitterの代替を目指して作られた
・Twitterの問題を踏まえて、分散の仕組みにした
・Twitterから移行しなきゃと思って選ぶのが別の商用SNSじゃしょうがないから、Fediverseにしとけ
・とはいえTwitterと同じものはここにはないからそれは承知しとけ。あとみんなで来ないと無理
といったことを書きました。
時事は枕なので適当ですが、まだイーロン・マスクさんに振り回されている状況には変わりがないですね……。
Fediverseは、単に爆発的にユーザーが増えるだけではその受け皿がなく、新たなサーバが増え、その中でユーザーが分散し、成長がバランスしていかないと、機能するのは難しいという面があります。
ある程度、巨大サーバが増えることにはなるでしょうが、中規模の独自性のあるサーバや、小規模で無理なくまわせるサーバが多数誕生するような状況が作れると理想です。
また、趣味や有志によるボランティア運営ベースのサーバだけでなく、税金で運営される公共サーバや、ビジネス利用の受け皿となる商用のサーバなど、さらに踏み込んだ運営形態のサーバを開拓していく必要があると思います。
これは、必ずしもMastodonで実現される必要はなく、それに適した新しいSNSを生み出した方がいいかもしれません。
記事中の『臨界点』というのは、これ本気で使っていける、機能するな、と多くの人が判断する段階への到達です。
いずれの場合についても、ここまでFediverseで経験を積んできた面々が何らかの形で関与していくことが望ましく、必要になると考えます。
私も何ができるか考えつつ、貢献できるよう努力したいと思います。