@circledev Mastodonには、公開、未収載、フォロワー限定、ダイレクトの公開範囲があります。
public, unlisted, private, direct visibility があります。(両方の表現を使うので併記しておく)
この他、実は内部的にlimitedという公開範囲が定義されていて、外部から該当する投稿が流れてくると、受け付けるようになっています。
limitedは、ダイレクトと同じように特定のユーザーにあてた投稿なのですが、誰に宛てたか明示されていません。
投稿本文中のクリックできる @ 付きのユーザー名を、メンション(言及)と呼んでいますが、このメンションを含まずに届いた非公開(公開やフォロワーに届かない)の投稿を、limitedとして扱うようになっています。
実際に、Hubzillaから送られてくることがあります。
limitedは、ダイレクトのようにダイレクトメッセージタイムラインにだけ流れるのではなく、普通の投稿のように、ホームに流れてきます。
互換性のため、これまではWebUIやクライアントにはprivateとして見えていました。
@circledev サークルがどのような機能かというと……
自分自身のフォロワーの中からユーザーを選んで、その人にだけ見える投稿を行う機能です。
ユーザーは、サークルを複数作成できます。
ここに、フォロワーから選択したユーザーを追加しておきます。
投稿する際に、サークルを指定して投稿します。
(画面は勝手に開発中のものなので、変更される前提でみてください)
リストはフォロイーの一部から受信する機能で、サークルはフォロワーの一部に送信する機能です。
@circledev limitedは、Diasporaのaspect、それを扱うことができてActivityPubにも対応するHubzilla、そしてもちろんGoogle+のサークル、Facebookのリストなどのハンドリングを想定して、2018年10月18日にプルリクエストが作成され、マージされました。Mastodon v2.6.0以降に反映されています。
https://github.com/tootsuite/mastodon/pull/8950
v2.6.0は、ちょうどダイレクトの取り扱いが変更され、タイムライン上ではなく会話タイムライン(ダイレクトメッセージ / conversation)に分離されたタイミングです。