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さてサークル機能ですが、6日前にEugenさんが作成したプルリクエストで、基本的なAPIが用意されました。
github.com/tootsuite/mastodon/

現在、私が食い気味に追いかけていますが、色々と実現に向けて課題があって、本当に形になるかはわかりません。うまく行ったとしても、Mastodon v3.3.0以降になるでしょう。

APIがあるので、curlとかで叩けば動くことは動くんですが、あまりにも面倒くさいし、問題点が見えてこないので、私が勝手にUIをつくりました。Fedibirdに先行実装して、実験を行っています。よって、これは非公式の開発中のものです。

Mastodonには、公開、未収載、フォロワー限定、ダイレクトの公開範囲があります。

public, unlisted, private, direct visibility があります。(両方の表現を使うので併記しておく)

この他、実は内部的にlimitedという公開範囲が定義されていて、外部から該当する投稿が流れてくると、受け付けるようになっています。

limitedは、ダイレクトと同じように特定のユーザーにあてた投稿なのですが、誰に宛てたか明示されていません。

投稿本文中のクリックできる @ 付きのユーザー名を、メンション(言及)と呼んでいますが、このメンションを含まずに届いた非公開(公開やフォロワーに届かない)の投稿を、limitedとして扱うようになっています。

実際に、Hubzillaから送られてくることがあります。

limitedは、ダイレクトのようにダイレクトメッセージタイムラインにだけ流れるのではなく、普通の投稿のように、ホームに流れてきます。

互換性のため、これまではWebUIやクライアントにはprivateとして見えていました。

limitedは、Diasporaのaspect、それを扱うことができてActivityPubにも対応するHubzilla、そしてもちろんGoogle+のサークル、Facebookのリストなどのハンドリングを想定して、2018年10月18日にプルリクエストが作成され、マージされました。Mastodon v2.6.0以降に反映されています。
github.com/tootsuite/mastodon/

v2.6.0は、ちょうどダイレクトの取り扱いが変更され、タイムライン上ではなく会話タイムライン(ダイレクトメッセージ / conversation)に分離されたタイミングです。

サークルがどのような機能かというと……

自分自身のフォロワーの中からユーザーを選んで、その人にだけ見える投稿を行う機能です。

ユーザーは、サークルを複数作成できます。

ここに、フォロワーから選択したユーザーを追加しておきます。

投稿する際に、サークルを指定して投稿します。

(画面は勝手に開発中のものなので、変更される前提でみてください)

リストはフォロイーの一部から受信する機能で、サークルはフォロワーの一部に送信する機能です。

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