関根摩耶さんの旅:世界コトノハ紀行「先住民の誇りをたずねて」 – Nobuyuki Kokai
日本の先住民族であるアイヌにルーツを持つ関根摩耶さん(24歳)が世界の少数・先住民族を訪ねるロードムービー(48分53秒)です。北欧のサーミ(北部サーミ語:Sápmi)、ニュージーランドのマオリ(マオリ語: Māori)との交流を通して、言葉も宗教も、歌うことさえ禁じられた歴史を知ります。アイヌの人たちが歩んできた苦難の歴史と重ね合わせ、摩耶さんは「自分がアイヌだと言う勇気がなかった」頃を思い出します。素敵な言葉を拾い集めた摩耶さん、これからも誇り高き民族の一人として生きていくことを決意します。
プログラマーのように考える(Think Like A Coder)全10話(TED-Ed: Alex Rosenthal) – Nobuyuki Kokai
プログラマーのように考える(Think Like A Coder)は、全10話のTED-Edシリーズです。主人公である少女とその仲間のロボットが混乱に陥った世界を救おうとして、視聴者にプログラミング・パズルに挑戦します。デジタル時代においてコーディング(coding)は基本的な読み書きスキルとなり、私たちが日常的に使用しているテクノロジーをより深く理解できるようになります。コーディングは、就職市場やリスキリングで非常に人気の高いスキルであるだけでなく、創造性を育み、数学スキルを強化し、問題解決能力を開発するのにも役立ちます。
https://kokai.jp/プログラマーのように考える(think-like-a-coder)全10話(ted-ed-alex-rosen/
COP28 化石燃料からの脱却で合意。未来は「子どもたち」の時代 – Nobuyuki Kokai
12月13日、COP28(第28回締約国会議)は、成果文書を採択した。約200カ国の代表は最悪の気候変動を回避するために「化石燃料からの脱却」を進めることで合意しました。議長を務める UAEのジャベル(Sultan Al Jaber)産業・先端技術相は、「歴史的な」合意と称賛する一方で、真の成功はその履行にあると強調しました。11日、インドの環境活動家リシプリヤ・カングジャム(Licypriya Kangujam)さん(12)が壇上で抗議する場面があり、「化石燃料をやめろ。私たちの地球と未来を守れ」というメッセージを掲げ、「今すぐ行動せよ」などと声を上げる場面がありました。
2023年の思わず笑ってしまう最高の野生動物写真を発表 – Nobuyuki Kokai
英国を拠点とするコメディ野生動物写真賞(Comedy Wildlife Photo Awards)は、思わず笑ってしまう最高の野生動物写真を紹介すると同時に、私たちの周囲の野生動物が直面する脅威に注意を喚起するコンテストです。11月23日、世界85カ国から提出された5,300件の応募作品の中から2023年の「コメディ野生動物写真賞」の大賞(総合優勝)と部門賞を発表しました。
次世代のマルチモダール生成AIモデル「Gemini」を発表(Google DeepMind) – Nobuyuki Kokai
12月6日(米国時間)、Google DeepMindはかねてより開発意向を表明していた次世代のマルチモダール生成AIモデル「Gemini」を発表しました。現状は英語ながら、一部サービスは本日より利用開始しています。提供地域には日本も含まれています。「文字」「音声」「画像」「動画」を同時に処理することが可能で、最上位モデルではGPT-4を超える性能を達成しているほか、同時に公開されたハンズオンムービーでは極めて自然な受け答えをしている様子を確認できます。また、Pixel 8 Pro向けには、OSに組み込まれた「AICore」のアップデートとして、Gemini Nanoが搭載されるようです。
米タイム誌2023年「今年の人」にテイラー・スウィフト(Taylor Swift) – Nobuyuki Kokai
12月6日、米タイム誌は毎年恒例の世界に最も影響を与えた「今年の人」に、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)を選んだと発表しました。米タイム誌のサム・ジェイコブス(Sam Jacobs)編集長は、「今日、地球上でこれほど多くの人々を、これほど上手に動かすことができる人は他にいません。」と述べています。サム・ジェイコブス氏は、「今年は33歳のスウィフトが一種の核融合を達成した年です。つまり、芸術と経済活動を融合して歴史的な力のエネルギーを放出したということです」と称えています。
2023年IMD世界デジタル競争力ランキング 日本は最悪の32位(昨年29位) – Nobuyuki Kokai
11月30日、2023年のIMD世界デジタル競争力ランキングが発表されました。このデジタル競争力ランキングは7回目になり、デジタル分野のビジネス、政府、および、より広い社会における経済変革の主要な推進力として、主要64カ国・地域の経済と技術能力を評価しています。2017年の調査開始以来、5回目まで首位を維持していた米国は昨年に2位となったものの、再び首位に返り咲いています。日本は2018年の22位から年々低下し、韓国(6位)や台湾(9位)、中国(19位)などから取り残され、昨年は過去最低の29位になっていましたが、さらに最悪の32位にまで後退してしまいました。
「安全な地球」を訴える島国バルバドスのミア・モトリー首相(Mia Motley) – Nobuyuki Kokai
ミア・アモール・モトリー(Mia Amor Motley, 1965年10月 – )は、気候変動にさらされるカリブ海に浮かぶ人口28万人の島国バルバドスの政治家で、2018年から首相を務めています。「いまの気候変動は死刑宣告に等しい」「多くの途上国には気候変動の被害を抑える資源さえない。原因をつくった責任者がその費用の一部を負担すべきだ」「どう考えるかではなく、必要なのは各国の行動だ」と、その率直な発言が世界から注目されています。
ナポレオンが愛した唯一の女性ジョゼフィーヌ/映画「ナポレオン」 – Nobuyuki Kokai
フランス革命の混乱が続く中、天才的な軍事戦略で諸外国から国を守り、皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオン。最愛の妻ジョゼフィーヌとの奇妙な愛憎関係の中で、冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもって、ヨーロッパ大陸を勢力下に収めていきます・・・。巨匠リドリー・スコット監督と実力派俳優ホアキン・フェニックス、そしてヴァネッサ・カービーさんが共演する面白そうなスペクタル映画「ナポレオン」が公開中です。
サイバーセキュリティと「SF映画」に関する問答(青山桃子/James Cameron) – Nobuyuki Kokai
WIRED(ワイアード)で展開する「Tech Support」は、世の中の様々な分野におけるエキスパートに、その分野の質問をぶつけ、なかなか聞くことのできない回答をお届けするビデオシリーズです。VPNサービスプロバイダーが選定する「サイバーセキュリティ業界で活躍する世界の女性リーダー50名」の1人にも選ばれたホワイトハッカーの青山桃子氏が質問に答えます。また、映画「ターミネーター」「アバター」など、不朽の名作を生み出したジェームズ・キャメロン監督が「SF映画」についての質問に答えます(^^)
世界を駆け巡る「反ユダヤ主義」の歴史と理解の促進へ – Nobuyuki Kokai
「反ユダヤ主義」という言葉は、ユダヤ人やユダヤ教に対する敵意や迫害、偏見や嫌悪を意味します。ホロコーストは、1933年から1945年までナチスドイツとその協力者によって国家的に行われた欧州在住ユダヤ人の迫害と殺戮のことで、歴史上で最も極端な反ユダヤ主義の例となっています。イスラエルとハマスの戦争を巡って、「反ユダヤ主義」的なヘイトスピーチがSNS上に拡散、世界各国の政治や宗教、民族、人種などの分断と憎悪を深めようとしています。
削減目標の達成でも今世紀末までに2.9度上昇、変革が必須です。 – Nobuyuki Kokai
地球の平均気温と温室効果ガス排出量が過去最高記録を更新する中で、10月20日に発表された国連環境計画(UNEP)の最新報告書(Emissions Gap Report 2023)では、各国が2030年に向けて掲げた温室効果ガスの削減目標を達成したとしても、世界の平均気温は今世紀末までに2.9度上昇するという見通しを発表しました。国連のグテーレス事務総長は、「これらはすべてリーダーシップの失敗であり、弱者への裏切りであり、大きな機会の喪失だ」と述べ、各国の温暖化対策の遅れを非難しました。
パレスチナ問題の核心(Losing Hope in the West Bank: Nicholas Kristof) – Nobuyuki Kokai
イスラエルとパレスチナの紛争(Israeli–Palestinian conflict)は、「世界で最も解決が難しい紛争」とも呼ばれています。米ジャーナリストでコラムニストのニコラス・クリストフ(Nicholas Kristof)氏のコラムを興味深く読みました。彼は1982年にパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で、2人のパレスチナ人の大学生に出会います。彼らは学問に情熱を燃やし、若さと夢に満ちあふれていました。それから41年後、この恐ろしいときに、彼らはイスラエルやイスラム組織ハマス、そして米国をどう思っているのだろうかと?
https://kokai.jp/パレスチナ問題の核心(losing-hope-in-the-west-bank-nicholas-kristof)/
注意をそらすテクニック: 抱腹絶倒の実演(TED: Apollo Robbins) – Nobuyuki Kokai
世界一のスリとして名高いアポロ・ロビンス(Apollo Robbins)さんは、時計を盗みとりつつ、人間の興味深い反応を研究しています。抱腹絶倒の実演では、バイキング料理でも選ぶようにTEDGlobal 2013の参加者から一人を選びます。そして、見せてくれるのは、人間の知覚の弱点を利用して、財布を抜き取り、持ち主の肩に載せても全く気づかない様子です。TED の人気 25talks(The most popular talks of all time)に入っている楽しい講演です(^^)
AIは気候危機への対処に役立つか?(TED: Sims Witherspoon) – Nobuyuki Kokai
「AIは気候変動との戦いにおいて、変革をもたらすツールになり得ます」と、AI研究機関 Google DeepMindのリーダー、シムズ・ウィザースプーン(Sims Witherspoon)氏は言います。風力発電をケーススタディとして、強力なニューラルネットワークが、地球の生態系の変化をより的確に予測し、カーボンフリーのエネルギー供給を実現するために必要な、画期的な科学を加速させるのに役立つとウィザースプーン氏は説明します。気候危機の対処をAIで加速させることを期待します。
アイスランドのグリンダヴィークで火山噴火の恐れ(ライブ中継) – Nobuyuki Kokai
アイスランドで、マグマの活動が活発になって噴火のおそれが高まっているとして、南西部のグリンダヴィークでは、4000人近い住民が避難するなど、警戒が高まっています。噴火に備えて、近くの地熱発電所では、溶岩流を防ぐための壁の建設が進められているほか、毎年70万人以上が訪れる観光名所の温泉施設ブルーラグーン(Blue Lagoon)も営業を見合わせています。
知里幸恵さんの生涯を描く 映画「カムイのうた」 – Nobuyuki Kokai
私たちを知って下さる多くの方に読んでいただく事が出来ますならば、私は、私たちの同族祖先と共にほんとうに無限の喜び、無上の幸福に存じます。(知里幸恵「アイヌ神謡集」から)
映画「カムイのうた」は、アイヌ民族が口頭伝承してきた叙事詩ユーカラを「アイヌ神謡集」として日本語訳した知里幸恵の生涯を描いています。11月23日(木・祝)より北海道から先行上映を開始します。また、2024年1月26日より東京での上映も決定しました。
目を覚ましたままで眠れますか?(TED-Ed: Masako Tamaki) – Nobuyuki Kokai
多くの動物は睡眠が必要です。しかし、動物が直面する脅威や要求は、眠っている間にも振りかかってきます。そのため、鳥類や哺乳類の一部、そして人間さえも、ある程度の非対称的な(脳の一部は眠っているにもかかわらず他の部分は活動している)睡眠を行います。さて、どんなふうに? 睡眠中という最もスキの多い状況でも、動物が警戒し続けられる方法を、玉置 應子博士(Masako Tamaki)が探ります。
2023年は史上最も暑い年が確実、この先に何が起こるか? – Nobuyuki Kokai
10月24日、世界気象機関(WMO)と、EUのコペルニクス気候変動サービス(C3S)は、2023年9月は観測史上最も暑い月となり、そして「2023年が観測史上最も暑い年になるのはほぼ確実」だとしています。WMOは、気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の開幕日である11月30日に発表される2023年地球気候情勢暫定報告書でこれを確認する予定としています。地球規模の危機にあらゆる資源と行動を!
UberアプリでWaymo自動運転タクシーを呼ぶことが可能に – Nobuyuki Kokai
10月26日、Uber(ウーバー・テクノロジーズ)の配車アプリからWaymoの完全自動運転タクシーが呼べるようになりました。WaymoとUberが5月23日に発表した配車と配達サービスにおける複数年契約の戦略的パートナーシップによるものですが、米アリゾナ州フェニックスで提供が開始され、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オースティンでも利用可能になる予定としています。
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