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もう会えない誰かのことを思って庭に花を咲かせる話、ほんとに好きで、二次創作でもそういうのやったことある（東京喰種の平子丈と入見カヤでした）人間なので、海に眠るダイヤモンドはもうあのコスモスの庭でだめになってしまいました。

あ〜なんかわかった、わたしアンナチュラルの好きなエピソードって４話と８話なんですけど、どっちも死者が「どう生きたか」についての話なんですよね。そういう話がわたしは好きなんだろうな。

海に眠るダイヤモンド、最終回よかったな……。『犬王』観たときもちょっと思ったんだけど、野木亜紀子はたぶん「歴史に名を残さずともそこには人間が確かに存在した」ということを描くのがうまいんじゃないかな。

アジカンのファン感謝サーキットに行ってきました。特別好きな『海岸通り』が聴けてもう言うことないですね。わたしはどちらかというと近年のアジカンの音楽が好きなので『エンパシー』や『解放区』はすごく響くな〜という気持ち。でも『リライト』生バンドカラオケ大会もめちゃくちゃ楽しかった！

でも「観るうえでストレスが少ない」っていうのはわたしにとってかなり重要な要素なんだよね。ものすごいワクワクする楽しい作品でも、「これは許容できない」が積み重なると、その先が観られなくなったりするから。

ただもうちょいクィアな話が観たいな、の気持ちはあるよ。でもクィアに読めないわけじゃないとも思ってるしこっちは勝手にクィアに読ませてもらっている部分もあるのですが。

野木亜紀子の脚本、面白いんだけどやっぱ合わない部分もあるな〜と思う。でもストレスはそんなに感じないから合わないところがあってもわりと楽しく観れる。

しかし労組の話（５話）、出てきたけどちょっと労組の影が薄くて、労働者個人のプライドの話（それはそれで大事なんだけれども）に終始してしまってる気がして、なんなら賢将に対する態度によって印象があんまり良くない感じに描かれてる（ヤクザが入り込んでたので仕方ない部分もあるけど、もうちょい階級闘争的な意味合いも持たせられたはず）の、なんだかな〜という気持ちもある。てか放棄の判断は緊急でもあったしそこは仕方ないにしろ、最初の火災から３日あったわけでその間に今後についてちょっとは労使交渉くらいしないです？　労災だから補償とかの話もしなきゃだし。まあ放棄が決まったあとここからどう動くか次第かな……。

エグいな〜。炭鉱長の判断、人命を優先することは使用者としてかなりまっとうで、しかし労働者にとって廃坑は生活の糧や誇りを無くすという話なんだよね。そして炭鉱長は上層部の「様子見」という判断を放棄し利益を損失させたことになり、立場が厳しくなるという。
炭鉱夫の島である端島をアイデンティティの核としていた鉄平が自らの手で炭鉱を止めるのも、炭鉱夫である進平がその炭鉱とともに海に沈もうとしているのもかなりエグい〜になってる。

そこから『スウィング・キッズ』を経て『お嬢さん』まで遡ると、日本の植民地支配のグロテスクさを感じます。『マルモイ』も観ないとだなあ。それも韓国だけじゃなくて、『覇王別姫』とか『無名』とかでもその加害の傷跡が残っているということをつくづく感じた気がします。

今日は『タクシー運転手』、『1987』、『南山の部長たち』を続けて観た。今年『ソウルの春』を観てから観ようとは思っていたけど、厳戒令のことがあって改めて今のタイミングだと思って一気見をした。あわせて『ペパーミント・キャンディー』のことも思い出す。

11月観たもの
・徒花 ADABANA
・ヒューマン・ポジション
・美しき仕事
・ヴェノム　ジ・ラスト・ダンス
・ジョイランド　わたしの願い
・エストニアの聖なるカンフーマスター
・本日公休
・拳と祈り―袴田巌の生涯―
・犬王
・石がある
・ベイビーわるきゅーれ　エブリデイ！（9月〜11月）

韓国の厳戒令、市民と議会が文字通り砦となって自由と民主主義を守ったこと、わたしたちもそうあらねばと思うが、同時に、かれらは日本やその他の帝国主義の作り上げた半島の分断によって生まれた暴力によってそうさせられた、そうせざるを得なかった、という背景があり、そこには多大な犠牲があったということも、きちんと頭の片隅に置いておかなければ、と思う。日本の植民地支配、ひいては帝国主義がそういった犠牲を生んだことを、わたしたちは語らなくてはいけないのではないか。

ラストマイル、改めて筧まりかに心を寄せてしまうな……。非暴力では何も変わらなかった大企業を、暴力に抵抗するための暴力で、ようやく少しだけ、そして意図とはすこし異なる形で動かした。無論、市民を無差別に狙ったことについては明確に良くない。だけど、わたしたちの本来多様な欲望が大企業や資本主義によって、ひとつのモノへ向けられるように仕向けられた社会に対して疑問を抱かず、モノを手に入れることで欲望を満たそうとするその態度は、結局体制に飼い慣らされていることに他ならない。筧まりかがそのことに思い至った末に実行したのだとすれば、わたしたちは果たして無辜の市民でいられるだろうか、と思ってしまう。
筧まりかが見落としていたのは、大企業と顧客の間に、それを運ぶ労働者がいるということ。エレナはこの労働者の目線の方を掬い上げたからああいう結末になった。筧まりかには、それを目の当たりにしてほしかったと思う。
エレナはむしろ山﨑佑の側でもあるので、もっと筧まりかに心を寄せてもよかったのでは、と個人的には思うけれど、欲しいものを「全部」と言って憚らないエレナは優良な顧客そのものなので、落としどころはそこかもね、と思う気持ちもある。

頭痛くて久々に偏頭痛の薬飲んだんだけどめちゃくちゃボーッとする。仕事とりあえず来たけど今日は無理しないようにする。

来年ライブに行くフォンテインズDCはノエルと同日のフジに出て「flee flee palestine」のコールをやってたわけで、そういうバンドの方を観に行きたいよわたしは

あとシンプルにチケットめちゃたけえ！の気持ちがあり、だったら他のバンド観に行く資金として取っといた方がいいかなって。

もちろん批判しながらライブに行くことはできるし、行く人を責めようとは微塵も思わないけど、これを「お決まりのジョーク」と言ってしまうファンダムがあるのだとしたらそれはトキシックじゃないか？　とも思う。

オアシスの来日公演、ここで乗らずにいつ乗るんだの気持ちもあるが、今年のフジでのノエルのド直球人種差別発言で萎えてるからわたしはスルーかな……。いくら昔からのお決まりのジョークだったとしても、そもそも許して良いものじゃないでしょう。リンク先はXです。
https://x.com/walknpaddyshore/status/1817566394965512316?t=DDhO_rtGT48YQPTMfF22KA&s=19

ファンフィクに関しては個人サイトというか作品置き場みたいなところを作るか〜という気持ちが強くなってきた。