赤旗が最近高すぎる国保の問題をしきりに取り上げてるんだが、「12万円の給与の振込日を狙って10万の差押えがされた」、みたいな話が紹介されてて愕然としたな。国保料って「人間が生きるため」に徴収してるんじゃないのかよ…
「アリとキリギリス」は民話の常としてバリエーションが豊富で、キリギリスがアリの家でバイオリン弾いたりする代わりにご飯出してもらって冬の間どっちも楽しく過ごす、っていうハピエン系も存在するんではなかったかしら…キリギリスが違う虫のバージョンもあったはず…つまり自己責任大好きポンニチ人に最もマッチしたのが、その日暮らしのキリギリスが死んじゃうバージョンということですね…
イスラエルが虐殺国家なのはその通りだし、反省も謝罪もなき虐殺国家を平和の式典に呼ぶなというのもその通りだけど、それなら日本も反省と謝罪なき虐殺国家であることを忘れたらアカンよなとは思う。国際世論によるジェノサイドの事例リストに日本は凄まじい負の歴史を刻んでいる。
イスラエルがこの10ヶ月でガザのパレスチナ人を4万人殺戮しているのは当然ながら許されない蛮行。同じく、日本が4ヶ月間で南京の中国人を10〜20万人殺戮したことも忘れてはいけない。さらに言えば、関東大震災でおきた朝鮮人・中国人虐殺についても日本は「記録にない」とシラを切っている。イスラエルも日本も、虐殺を反省してもいなければ公式に謝罪もしていない国家である。
イスラエルの蛮行を一刻も早く止めなきゃいけないが、イスラエルを批判するなら同じ批判を自国にも向けないと嘘だ。「虐殺国家を平和の式典に呼ぶな」と言うとき、間違っても「日本は虐殺国家ではない」とは思ってはいけない(というかどこの国もそうだろうなと思う)。
なので私はイスラエルを批判するときにセットで日本の蛮行を蒸し返し続けます。それが真に虐殺に反対することに繋がると思うから。
しがないダブルワーカー【ネトウヨ・ペド・レイシスト・宗教・スピ・疑似科学・陰謀論・各種ビジネスお断り】