今日発売の『#アリとダンテ 宇宙の秘密を発見する』がもう届いていて、スキップで家までの階段のぼった!
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すばらしいYA小説らしい…と噂を聞いて以来ず〜っと、映画化の情報が届き出してからはじりじり焦がれるようにして翻訳を待っていたので、なんだかまだ信じられない…
原書そのままの美しい表紙、堂々と「ボーイ・ミーツ・ボーイ」と謳う帯、裏には「読者のみなさんの生きるこの時代が、アリとダンテの時代よりも多様性を受け入れる賢明な時代になっていることを心より願う」という著者の言葉と「すべての世代に刺さるLGBTQ+小説の金字塔」との文言
著者ベンジャミン・アリーレ・サエンスは1954年生まれ(物語の舞台は1987-8年、本国での出版は2012年)、オープンリー・ゲイの詩人、小説家、児童文学作家。翻訳は『ホワイト・フェミニズムを解体する』などを手がけた川副智子さんで、訳者あとがきによると出版社にレジュメを持ち込み、粘り強く刊行まで尽力くださったとのこと…心から感謝します
一刻も早く読みたいけれど、いろいろと限界の今日無理を押して雑に読んだらもったいないので、明日1日かけじっっっくり耽読するつもり
勢いのまま『鋼鉄紅女』を読了。 https://amzn.asia/d/9XkuQSx 540ページに及ぶ本編のすみずみにまでまさに"気"のようにフェミニズムがみなぎっていて、構造や抑圧への疑い、憎悪、抵抗と、伝統的な枠組みから逸脱した自由な関係性によって、しみったれた家父長制を粉々にぶっ潰さんとする超快作でした。今年のベスト本になるかもしれない。しかも続編の出版(原書)が決まっている幸せ…! 男女二元論やモノガミーに堂々と叛旗を翻し、異性にだけ惹かれるのではない人々のうふふとなるロマンスも描いていたので、旧Twitterで『鋼鉄紅女』とクィアというワードを一緒につぶやいてこの作品と出会わせてくださった方に心から感謝したいし、この投稿もそんなふうな物語を求める人に届いたら嬉しいな (かねてから見当違い甚だしくも"男のもの"と見なされがちだったSF、とりわけロボットものでこのテーマを主眼におき、世界的に評価されているのは本当に意義深いものなのにそうした点を一切紹介していないハヤカワの宣伝はめちゃくちゃ失敗していると思います…) ※本編前に記載されている注意書きを画像で添付し、ALTもつけていますのでご参考に #ここにもクィアエンタメ部 #におbooks
『デッドロック〜女刑事の事件簿〜』を完走。3話でエディの態度に変化が生まれ始めてからは物語に集中でき、バディが完成されていく様はもちろん、登場する多種多様な女性たち一人ひとりにそれぞれ異なる複雑な共感と反感を抱かせる丁寧なつくりや、レズビアンのふうふやカップルがケンカしたり破局したりよりを戻したりのてんやわんや(これまで散々👫で否応なく見せられてきたのと同じような!)を堪能した…事件そのものの展開もわりと込み入ったものだったし、フェミニズムや歴史的な人種差別などの要素にも深く踏み込んだ内容で最後までじつに面白かった。3話までで挫折しなくて本当によかった…!
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※悪意のある描写ではないが一部に猟奇的な要素があること、DVや性犯罪を取り扱っていること、批判的に描かれてはいるが差別意識に基づく言動をするキャラクターがそれなりにいること等がご負担になりうる方は無理せず…
Netflixの『シスター戦士』、ファンの熱い要望に応えてシーズン2の続きが三部作映画に!? 打ち切り決定からの大逆転めでたすぎる🥳👭🎉
Netflixドラマ『シスター戦士』
https://www.netflix.com/jp/title/80242724
シスターの間にゆっくり芽生えるロマンス はもちろん、ご活躍がすぎる修道院長もぜひご存知になってほしい……
103回目の本屋プラグラジオさんであらすじ・設定・熱い推しポイントを聴いて興味を持ち、旧 で「『水星の魔女』のクィア表象にうんざりした人におすすめ(※うろ覚え)」と見かけてリスト入りしていた『鋼鉄紅女』、
書店で手に取って、訳者あとがきで著者のシーラン・ジェイ・ジャオがthey/themで呼ばれることを希望するノンバイナリーと紹介されていること、著者があとがきで「巨大ロボットを文学装置として青春とジェンダーとセクシュアリティを描く…」と物語のコンセプトを説明してたり「怒れるバイセクシャルのフェミニストを主人公にした」他者の作品を推してたりすること、
本編をパラパラ見たかんじ同性にも惹かれるメインキャラクターが複数出てきそう(主題のひとつになるかはわからず)なことなどがわかったので入手。
女性が抑圧・搾取・暴行される描写はしんどいだろうけど希望もありそうなので読了が楽しみ
>BT
『Stray Gods: The Roleplaying Musical』、よさそうすぎる🤤
☑️ギリシャ神話ベース
☑️クィアネス
☑️すばらしい音楽(『風ノ旅ビト』のAustin Wintory‼︎‼︎ )
の三拍子揃っているならやらない理由がありません…Switch🎮には8/10に来るのね
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000064509.html
(相変わらずクィアのクの字も載せないニンテンドー…… )
『デッドロック〜女刑事の事件簿〜』の素敵なレビューが流れてきたので飛びつくようにして2話の半分くらいまで見てみた。オープニング後本編開始30秒でもう中年レズビアンカップル(片方が主人公ダルシー)の朝のイチャイチャが出てきて ……なんだけど妻や新しい相棒や住民が揃いも揃ってマイペースかつ強烈なキャラなので、振り回されっぱなしの苦労人のダルシーに肩入れしてしまってやや疲れるところもある。日系人と思われるマツダ巡査が軽んじられがちな描写とかもちょっと堪える。特にエディの振る舞いは耐えがたい…けど3話くらいから彼女の背景が見えてくるという感想も読んだのでもう少し粘ってみるつもりです
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0BYKCK3R8/ref=atv_dp_share_cu_r
『ジェントルマン・ジャック』S1&S2を完走。素晴らしい完成度で痛快で、文句なしに面白かった。
舞台は19世紀のヨークシャー。有力な地主、登山家、旅行家、そしてレズビアン として名を馳せたアン・リスターの日記を元に、生涯の伴侶となるアン・ウォーカーと結ばれるまでの波乱を描く。
未婚の女性同士で"結婚"のような揺るぎない関係を築きあげるまでの苦難、世間や身内の偏見や中傷との半永久的な戦い、ストレスやトラウマに絡むメンタルヘルスもメインになっているけれど、
女性が一人で遠出したり知識をひけらかしたりすることさえ"はしたない"と後ろ指さされた時代、そうした規範に片っ端から抗い、ウィットと舌鋒で男性たちをぶちのめし、敬意を勝ち取っていく主人公がとにかく気持ちよく沈みすぎることはなかった。その一方、家長としての振る舞いや階級意識に縛られた姿もごまかしていなかったのも良かった。
今度ウォーキングする時は自然とアンリスター歩きになってしまうと思う🚶
いろいろとつらいので、これからくるクィアコンテンツを自分用にまとめておく
8/3 📺HEARTSTOPPER S3
8/4 🎬インスペクション ここで生きる
8/4 🎬僕と幽霊が家族になった件
8/9 📚エディ、あるいはアシュリー
8/10 🎮STRAY GODS
8/11 🎬赤と白とロイヤルブルー
8/23 📚アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する
9/15〜18、9/22〜24 🎬関西クィア映画祭
9/20 📚デザートラットの殺人(※主人公のチームにレズビアンがいるシリーズの第4作)
9/20 📚この世界からは出ていくけれど(※現時点では、クィアな人/関係性も登場するんじゃないかな…?という推測)
映画公開予定とよく買う出版社の刊行予定は年末分までをチェックしたけど、秋冬なにもなさそうで…積読消化期間になるのかも
ドラマ、ゲームは全然追いきれていないのでまた補足できれば、、
#私のクィアライブラリー ( より)
#ここにもクィアエンタメ部 (いま作った)
におと申します|🏳️🌈 🏳️⚧️ |she/her |差別にも戦争にも反対|🇵🇸