戦後80年かぁ…極右の人々も節目にかこつけて盛り上がりそうな予感 :blob_disappointed:

職場でお年寄りが戦時中や戦後の話をしているのに耳を傾けてみると「戦争は嫌」「絶対にしたらあかん」と異口同音に言っているけど、その根っこは自分や家族が大変な/怖い/ひもじい思いをしたから二度と同じ目に遭いたくないというところにあって、国家権力に人殺しを許してはならないし、その蛮行の片棒を担がされるのも断固拒否する、といったような、加害者意識と反省に立脚したものじゃないように感じられるのが危ういなぁといつも思う 戦争を自分たちが引き起こしたものじゃなく向こうからやってきた大きな災難のように捉えているの、国民が主権者じゃなかった時代の限界とも言えるし、時代に翻弄された犠牲者という一面も確かにあるだろうけど、とはいえあまりにも自分たちを免罪しすぎでは…?大変な目に遭ったからもう嫌、という文脈でだけ厭戦を伝えていたら、じゃあ今度はもっとうまいこと戦争すりゃいいんじゃん?のほうに転ぶ可能性を摘みきれないやん…?という気持ちが拭えない

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一方で「自分が嫌な思いをしたから」戦争反対、というのは、身をもって辛酸をなめたからこその、戦後生まれはとても持ち得ない強力な根拠でもあったのだよな…… SNSでリアルタイムに流れてくる戦地の様子も、やはり体験に及ぶことはなく…良識を備えた人はそれでも想像力を働かせて反戦を唱え続けているけど、戦争や紛争についての話題はシャットアウトしているか、ニュース程度しか気にかけない多くの人にとっては、同じ想像でもむしろ「戦時中だけど変わらぬ日常が続いている」とか「普段見下している隣国や非西側の国が侵攻してきたのだから反撃もやむを得ない」とかのほうが容易で、それだったら…とすでに受け入れの素地が整っているんじゃないかと思うと暗澹たる気持ちになる……

せめて、自分たちがどんな被害を受けたかと同じくらいの詳しさ、深さ、強度で、どんな加害を行なったかも学べていたらなぁ… :blob_cry:

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