細かい内容に触れているので伏せる 上巻の結末への言及はなし ハルムトとハイヌナンの間のことでたまらなかったところ
書き出したら文字数超過するくらいたくさんあるし、なんなら描写されたことすべてにいちいち食らったのだけど、
ハルムトが自分をどう見ているか察した上で、応えはしないがゆるし受け入れているハイヌナンがとてもよかった…残酷ではあるけど、拒まれたり距離変えられたりするよりは…想いを知っててメッセンジャー役させるのも、わざとだよね…ハルムトが複雑な気持ちになるのを喜んでいるハイヌナンもいたのでは…? 二人して昼寝し損ねている畳の上、たくさんの呼び名、活けられた野の花、電球の下での接近、優れたバッテリーだったこと、煙草をめぐるやりとり、なにもかも濃厚すぎて溺れるし、ときめきでいっぱいになるたびに、日本人の私にこの高まりを享受する資格はない……と凹む だけど違う舞台設定だったらよかったのにとは絶対思わない