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自分とこの作品なので、普段は避ける表現でも少しでも売れるようにどんどんやるよ……。まあ観てもらってもそんなに損はさせない作品になってたからこそなんだけど。

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自社製作のコンテンツの出来が贔屓目抜きで評価できる感じで、ついったの感想も悪くない時に感じる「ああー恥ずかしいものでなくてよかった」という安堵。

帰宅したら新しい人類がこれで晩酌しろと用意してくれてたらしい。ほっこり

自分が建てたとこは断熱性能も機密性能も最低でもここは確保するも明確だったし、耐震等級も3が基本だった。客観的な数字でまず納得させてくるのが自分には合ってた。外観とか間取りとかもだけど、この寒波でも朝15度はキープしてた快適性も大きい。以前の「約束されたヒートショックの家」とは大違い。

そして、うちの営業が言ってた「間取りや外観はきちんとした土台(家の性能)を担保してから」という話をおそらく多くのハウスメーカーはできないのだと思う。「住める」と「快適に暮らせる」の間にはクリアすべきハードルがいくつもあるけど、「住める」だけならそれほど難しくない。自分が打ち合わせしたハウスメーカーはどこも「住める」止まりだったと思う。

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小池と太陽光発電の癒着みたいな記事が出てきたけど、太陽光パネルの前に家の性能が低ければ夏暑いし冬は寒くなるよってことの方が大事という論点が抜けてる。仮に太陽光発電で電気代が0円になっても、気密性と断熱性が低い家では無理にエアコンぶん回して快適な温度にしてるだけになる。なるべくエアコンを使わないで一定の温度に保てるのが本当の快適。

これには家の断熱性能と機密性能が高いのが不可欠なんだけど、その辺り打ち合わせした5社のハウスメーカーからは抜け落ちてた。耳障りのいい「うちはこれができる」の営業はあっても、その中に「HEAT20のG2でC値は最低でも0.5は確保」みたいな話がなかった。

で、太陽光パネルより家の性能を義務化しろよと思うのだが、利権の要素もあるのだろうけど一定水準以上の性能の確保が義務化されても対応できないハウスメーカーが多いんだろうなと思う。大手で気密確保の証明として最低限のC値を保証してるとこはそんなにないし。

本棚の『完全な真空』が視界に入ったのが悪い。

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ふと思い立って存在しない映画のレビューをこんな時間まで書いてるの我ながらバカだなと思う。

育成ゲームっていうと軽く見てるようだけど、ほんとにやっただけ何かを得ていくのは面白い。

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新しい人類の一人称が自分にちゃん付けだったのが少しずつ僕も混じってきて少しさびしみ。言語の獲得がハイペースだからしゃーないよね。ネコ博士の科学の本を簡単にでも読んでて、「ものがおちるのはじゅうりょくがあるから」「おひさまはこうせい」とか教えたこと覚えてるし、「くるまのごはんはガソリン」とか言うしいくらでも吸収するだなと思う。
あいうえおとアルファベットと数字を覚えるてもらうのに、一部除き車名の頭文字で揃えた絵本作ってみたからそれで覚えるといいんだが。名前と形認識できる車種は50種類はあると思うからいける気がする。
絵本の読み聞かせ好きだけど(泣きながら後一冊をせがむ)、文字を読んでるつもりになって指差しするのではよ文字認識できると読書楽しくなると思うから頑張っとくれ。

海沿いに行くのでフルアーマー新しい人類だった

⑦THE FIRST SLAM DUNK
漫画をアニメに置き換えるのではなく、間を省略しながらコマからコマへの視線誘導で成立している漫画表現においてコマの数を限界まで増やしたらどうなるか実験した結果アニメになった感じ。
それゆえに通常のアニメを見ているのとは全く異なる時間・空間表現を見ている実感があった。それだけでも価値がある。
同時にドリブルで一歩踏み出すことが、ずっと囚われていた罪悪感と希死念慮から解放されて自分の人生を歩きだすというストーリーもよかった。
というか、単純に観終わった後にバスケやりたいなと思った。これは映像のカメラアングルとして設定したのがプレイヤー目線なのが大きいと思う。レベルはさておき実際にプレーする感覚を思い出させてた。

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⑤ブラックボックス
墜落した飛行機の音声記録から真相を探る抜群の耳を持った分析官。という設定で想像させるプロフェッショナルの奮闘物って印象がいい意味で裏切られたのがよかった。
パラノイア的に真相を明らかにすることにとりつかれた結果、自説に固執しておかしくなっていくという展開はミステリの主人公の造形としても珍しかった。

⑤グラスオニオン
ライアン・ジョンソンの「定石を外したい欲求」はミステリーこそ光る。BRICKの高校生探偵が「高校生だから」の甘え抜きで本気のハードボイルドをやったことからして分かってたけど。
このシリーズは名探偵の皮を被った「ミステリーの神様」が現世に顕れて人を救う話なんだと個人的には思ってる。事件解決や犯人当てより救済がメインなところが人の身の名探偵以上って感じがする。
ただ前作は救いきるとこまでやるのに対し、今作での「人の子よ、舞台は用意した。後は己で切り拓け」という感じの方がより定石から外れていて俯瞰で見ているミステリーの神様感あって好きだった。

同率5位はミステリー枠で甲乙つけがたかった。

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④スティルウォーター
パパが娘の無実を晴らす物になるかと思いきや、そうじゃない方向にどんどん物語が転がっていく。この転がり方は予想外だったし、だからこそあのラストシーンの鉛を飲み下すような重さにつながっていたと思う。
というか、トム・マッカーシーの「真面目さ」が内容に発揮される以上に作劇の手法の方に発揮されてる感じだった。鑑賞後に思い返す方がなんて真面目におつらみポイントを貯めていくんだと思う。
だけど、あの世界が終わった後でも地獄が続く感じのラストシーンは忘れられないだろうな。

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③アテナ(Netflix)
これはプロジェクターとスピーカー揃えてよかった。あの混沌とした空間の最前線にいる感覚はテレビでは味わえなかった。本当は劇場でやるべきだと思うけど。
凄まじい混沌の中を物理的に移動していくのを長回しで撮ることで、空間がグラデーションで変わっていくのが分かるのがとてもよかった。
後これはインド映画のJOGIと対になる感じだった。どちらも暴動が起きた中でどう動くかの話なのだけど、アテナの方はどう限界に近い状況下で暴動を鎮めるために動くかで、JOGIはシク教徒に対する暴動(というか政治家・警官公認の虐殺)が起きた中でどう生き延びるために動くかの話。
混沌とした状況下でどう動くかとその中での人間性の話としてどちらも通じるものがあった。

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②ALIVEHOON
これは余りベストには入っていない作品だと思うが、劇場で観た人ならそれに値する作品だと思うのではないか。余りにも観られてない気がする。
2022年どころか近年観た車映画で最も車に対するアフェクションに溢れていた。車が加減速して曲がって止まるという車の純粋な挙動を「本物の車がガチでドリフトする映像」で見せまくるというのは、ハリウッドでも中々お目にかかれないし純粋にすげえ!って興奮した。
現状ソフトになる予定もなければ配信にも来てないのが残念な反面、大画面大音響の劇場で観てない人に語られたくはない気持ちもあるので丁度いいのかもしれない。

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①アンビュランス
これはベイ映画の現状ベストではないかと思う。ペイン&ゲイン系の侘しさ路線とネタ的に語られるド派手路線(個人的にはこのネタ扱いは嫌いだが)を高次元で融合させ、止まらない救急車という物理的にノンストップな舞台立てにすることで状況も話も止まらないアクション映画になってた。
前作の6アンダーグラウンドも侘しさとド派手の融合を狙っている節があったのだけど、明らかにド派手の方が勝ってしまっていた。それに対し13時間は画面が派手な割に侘しさが勝っていた。それらに対しこっちは両者が上手く融合していたし、ベイの新境地と言っていいのではないかと思う。
現状の色々な意味でこのレベルのアクション映画を撮れる監督はもうベイ以外いないと思う。

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2022年映画ベスト10

①アンビュランス
② ALIVEHOON
③アテナ(Netflix)
④スティルウォーター
⑤ブラックボックス
⑤グラスオニオン(Netflix)
⑦THE FIRST SLAM DUNK
⑧友情にSOS(Amazon)
⑨アダム&アダム(Netflix)
⑩声もなく

各作品の理由を自分を残しておくのについったよりこっちがいいなと気づき。

料金以上に場所を決められて自分の時間を合わせる不便さを甘受する点で、劇場鑑賞もそれなりに贅沢に思えた一年だった。

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映画を観たい時に劇場で観られることができなくなったし今後もそこは望めないから、家で観る環境を100インチでドルビーアトモス対応のスピーカーまでは整えた。劇的に自宅鑑賞の質が上がった結果、テレビ鑑賞と劇場鑑賞の間くらいまではきた。というか、某タコ部屋よりは快適だと思う。
そして、劇場見逃し案件を観た時に感じる「良かったけど家で観たんだよね」という後ろめたさがかなり軽減された。公開初日から1500〜1900円払って配信で観られるようになるなら、いいペースで観ることになるんじゃないかと思う。決まった時間にしか観られない劇場鑑賞のシステムに付き合うのに今は結構疲れてる気がする。

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