世界チェス連盟のトランス排除問題。
“FIDEは今回の決定の中で、性別移行前に女子タイトルを獲得していたトランス男性について、そのタイトルを無効にするとも述べている。”
↑これが出てきたということは〈誕生時に割り当てられる性別は「生物学」で決まっているという「生物学」〉式の「差別ではない」論法すら放棄したのかな。その世界ではいちおう一貫した弁護も要らない判断ができる状況になったという話?
澤地久枝さんが「国家権力とは怖いものです」と言っておられたが、国が「実行する」という強い意思を持っていれば、国民がどんなに反対しようとも、最後の最後には暴力装置を発動さえしても必ず実行する。
無力感に苛まれるが、「どうせ…」と思って諦めれば、国の思う壺。声を上げ続けるしかあるまい。
国民の声を無視して国民を引きずり回す、「国」って何だ?
国際チェス協会がトランス女性を女子の大会出場禁止を発表した件、その理由がホルモンや持久力の影響を検討するからだそうだ。
筋肉量やヘモグロビン量が高いとチェスに有利なわけ?生物学的性差が知性に反映されるという古典的女性差別だな。
「イギリスのアンジェラ・イーグル下院議員は、1976年にイギリスのU18女子チャンピオンシップで共同優勝した経験がある。イーグル議員は、「男性は生まれつき女性よりチェスが上手なはずだと信じていない限り、身体的な優位性はチェスには関係ない。私は競技者としてチェスをしていた間ずっと、女の脳は男より小さい、そもそも女がチェスをするなどあってはならないと、そう言われ続けた」と語った。」
https://www.bbc.com/japanese/66541069.amp
Twitterが古いツイートを削除するという話、個人的にも寂しいは寂しいんだけれども、アラブの春とか日本だと3.11の震災の後とか、その時のツイート群がが消えるのってものすごい損失なのでは。もちろんそのくらい大きな話だと個別の発信者やテーマや出来事ベースでのアーカイブはかなりされているのではとは思う(よく知らない)けれども、後から振り返ったら重要だったコンテクストみたいなものが発掘できる形でアーカイブ化できているのかしら。
権力者の無思慮とエゴのために目の前で歴史的な資料が破壊されて行くのって、それこそ歴史的に見れば別にまったく新しい出来事ではないけれども(戦争なんて必ずそういう破壊を伴ってきたわけだし)、それでもやっぱりちょっと言葉が出ないような感じがする。
子どもの頃から苦手な展開(『ハートストッパー』S2ネタバレ気味)
子どもの頃から登場人物が全員カップルになっていく展開が苦手で、怒りにも似た「つまんね~!」を感じてきた。
シスヘテ恋愛が苦手なんかなーと思ってたけど『セックス・エデュケーション』や『ハートストッパー』の登場によって、クィアな作品でもカップル続発すると気持ちが離れてしまうことがわかった。
クィアな物語の場合、シスヘテ恋愛ものと違って多様なセクシャリティをリプレゼンテーションする意味があるのは理解できるけど、エルとタオも世界一大切な友達で別にいいじゃん、その方がいいのに…と思ってしまう。
私はアセクでもアロマでもないけど、S2はみんなが恋愛に夢中になっているときのアイザックの苦しさに一番共感を覚えた。
ま、サクッと言えば恋愛至上主義が嫌いなんだね。人生においてどんな人間関係が重要かは相手にもタイミングにもよるのに、恋愛だけが常に他の人間関係よりも深く重要であるみたいな抑圧を感じてしまう。
【 すべての地方で答申が出揃いました。
異議申し立ての期間中ですが、再審議等が無ければ、10月から順次改定されます。
地方間の格差是正と、抜本的な引き上げを求める声が大きくなっています。
さらなる賃金引き上げは労働組合で勝ち取りましょう!
#最低賃金全国一律
#最低賃金1500円 】
↑
https://x.com/jichiroren/status/1692465170642288788?s=12&t=gRwDVaatTrdezkSC9YCthg
意味がわからなすぎる。下らないから滅びればよい。
「男→女」トランスジェンダー、女子競技に参加禁止 国際チェス連盟
https://www.asahi.com/articles/ASR8L4TKCR8LUHBI00S.html
「令和フェミニズム」とかいう、団体だか運動だかわからないものが流れてきて、頭と腹を同時に抱えている。
「女性至上主義ではなく男女同権」などというアピールからして、良く言ってフェミニズムの保守化、踏み込んで言うなら【現状の非対称性を無視し、透明化する、「フェミニズム」を冠しながら実態は緩やかな「反フェミニズム」】でしかなかろう。
元号は天皇制と分かち難く結びついており、天皇制とは家父長制の強力な実在モデルである。どれほど(現時点においては)天皇制廃止にリアリティがなかろうと、「フェミニズム」の言葉に元号を冠するセンスには失笑するしかない。
笑ってしまうような話ではあるが、こういうものが出てくる背景やその影響力を考えると笑ってばかりもいられない。
というか、提唱者である「秋本枝央」なる人物は冒頭から「LGBT思想、トランスジェンダリズムの台頭に危機感を覚え〜」と書き出している。ようは反人権・反左翼の保守運動なのである。
こういうものが「フェミニズム」の言葉を借りて受け入れられる可能性に深刻な危機感を持たざるを得ない。
「我が子の寝顔を見るとどんなに疲れていてもまた仕事を頑張ろうと思える」的な常套句がありますが、私は子どもがいないので経験したことはありません。
ただ、ユニバースで一番かわいい犬が寝ているのを見ても仕事を頑張ろうみたいな気持ちにはなりません。
むしろ、全部投げ出して私も一緒に寝たい。
とはいえ、お仕事が嫌になった時には「ユニバースで一番かわいい犬にご飯持って帰らないといけないからね」と自分に言い聞かせたりはします。
20↑🏳️🌈🏳️⚧️トランスジェンダーでノンバイナリー。Aジェンダー。ゼノアイデンティティ。クィア。🟨⬜🟪⬛お絵描きが好き。うつ病持ち。
種差別反対。全ての差別、搾取、暴力に反対できるように。