午後は「スカーフェイス」さんの「炊き出し食堂」を見学しました。今日のメニューはマカロニ・ミートソース。
「子ども食堂」等といった形式や呼称を使わず(故に公的支援もなく)だれでも立ち寄り無料で食事ができる場所として実施されています。
利用者は、単身世帯の高齢者、若い人の一人暮らしなどの方も多いですが、やはり食事の量としては子育て世帯が多いようで、「お代わり自由」なので10回もお代わりする人や、おにぎりの持ち帰りで一人1日1個、一か月分(つまり30個×人数)を持ち帰る人も珍しくないようです。ここでの食事が今日唯一の食事という世帯もあり、まだまだ世の中に見えない深刻な貧困と向き合いながら活動されています。
今年4月に一般社団法人となった「フードバンク大和高田」の方々と懇談。目下の課題は、いただいた食品などを保管する拠点のことで、今は一戸建ての空き家を借用しているが、それも限界に達しており、拠点の確保に行政の支援が欲しいと要望されました。議会でも超党派で取り組んでいきたいと思います。
夏休みに入り、子どもの食事に困るケースも少なくないため、団体としても一斉の支援活動を7/30に予定し、個別の相談も受け付けておられました。
もともと子ども食堂を行っていた人がフードバンクにも多く参加しておられます。子ども食堂が始まって5年余り、もともとの対象年齢を超えながらも、生活の厳しさは変わらない事例があります。事業として無制限に対象を広げるわけにはいかないが、事情を知っているだけに心苦しい、とも語られました。
児童福祉においても、満18歳になると原則として施策の対象から外れますが、児童福祉の対象だった人は社会人を始める時にも様々な困難に直面しやすくなっています。18歳から24歳ぐらいまでを子どもから大人への移行期と考え、児童福祉と成人対象の施策との間を埋める政策がやはり求められます。
#大和高田市 #フードバンク
【注意喚起】
大和高田市内の高齢者の方の所に、このような文章が送付されてきました。それっぽい文章ですが、典型的な架空請求詐欺です。住所は実在する弁護士会館ですが、「紛争相談センター」なるものはありません。
書かれている電話番号には絶対に電話しないでください。https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/map/floor_guide.html
日本共産党大和高田市議会議員・向川まさひでです。医療現場の経験を生かし、市政にチャレンジしています。