「いったん恐怖が過ぎれば、揮発性の意識などみんなあっという間に消えてしまうだろう。病気がらみの騒ぎはいつもそうだ」が真実すぎて、この記録的なエッセイの偉大さを2024年にもなって噛み締めている
コロナの時代の僕ら
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B086YM88FL/ref=tmm_kin_swatch_0?ie=UTF8&qid=&sr=
訳者あとがきによると、イタリアでのコロナ拡大は2/21の北部での集団感染からだったようだな。訳者自身も「無用な外出が禁止されているため、家族と隣人以外は誰にも会わない日が続き」「みんな慣れぬマスクをして苦しそうな顔をしており」「みんな案外と規律の取れた行動を取るので驚かされている」とイタリアの片田舎での生活を綴っている。本当にもう忘れてしまうんだよなあ
読了。ありがたい記録だった。