この本、心でツッコミする余裕があるぐらいには分かりやすくて、面白い。
「いや、もぅ、見た目の問題で乳飲み子捨てるな!それによって不幸になるかもって不安になったからって、大きくなってから連れ戻すとか!一体なんなんだ!」とか「いや、親が親なら子も子だな!!!身勝手な解釈にも程があるし、何なら男女の対云々なら、あえて宿敵の子孫を選ぶ必要なかろう!!」とか「結局褒美欲しくて、皆上のニンゲンに媚び売ってるんじゃん!」とか。
日本神話とか古典の類にもツッコミ要素はあるけど、読みながらツッコミできないけど、この神話本、本当、翻訳者様様だと思うけど、登場人物の名前も読みやすくて、わかりやすいのも良いんだろうなぁって思う。