独自の地域ICカードが、同名の地域連携ICカード/Suicaになる例は実在します
済み
odeca (気仙沼線BRT、大船渡線BRT)
来年3月〜
KURURU (アルピコ交通と長電バス)
他の地域でも独自カードを廃止して全国共通カード化する例は複数あります。
ちなみに、カード内に記録される情報という意味では、icscaはSuicaとほぼ同仕様です。
なので沿線住民が熱望するなら地域連携ICカード化しても殆どユーザー側からすると変わりませんので反対する理由はないですが、運用コスト次第ではSuica対応の維持費捻出のために運賃の値上げとかが発生する可能性はありますね。
独自カードにしているのは、その費用を抑えるためだと思いますので。
独自の地域ICカードが、地域連携ICカード(Suica)を含む全国共通交通系カードに変更される例は全国に多数あります。
実際に今も廃止秒読みで全国共通化を待つカードが複数あります。
しかし、それは本当に沿線住民にメリットをもたらすのでしょうか?
というのも、Suicaになると「機能」は高まりますが、残念ながら「性能」が落ちるからです。
色々な場所で多用途に使えるSuicaは確かに機能豊富です。しかしその性能は果たしてどうでしょう?
殆どの独自の地域ICカードはSuicaより機能は劣るも後発なぶん性能がよくて
・バス利用で20件程度の乗降履歴にバス停番号が記録される
・鉄道・バス共にその乗降履歴に「時刻」が記録される
・チャージのプレミアムがある
など使ってみると便利なSuicaにないサービスが提供されます
Suica化されるとこれらサービスが全てなくなり、ただお金を払うための券と化すので、バス利用だと面白みがなくなると思います(交通系電子マネーの調査は面白いと思いますが)。
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