続き>
「アンドロゲン過剰症の女性は数千人いる。この症状は医学的に見ると、健康に直接影響を及ぼすものではない。だからアンドロゲン抑制治療は必要のないもので、かえって健康被害を起こすことがある。アンドロゲン抑制治療を強要するのは、医学的な帝国主義であり、スポーツ界を支配する、男性の覇権主義の直接的な影響だ」
「私たちの社会は未だに、おそろしく速く走る女性、大きな声で話す女性、優秀すぎる女性、大統領になれる女性を恐れている。これが、この問題の真相だ。スポーツの公正さという議論に騙されてはいけない…」
https://www.huffingtonpost.jp/silvia-camporesi/caster-semenya_b_11635928.html
https://www.huffingtonpost.jp/silvia-camporesi/caster-semenya_b_11635928.html
キャスター・セメンヤは、オリンピックに出場する (そして優勝する) 資格がある(Silvia Camporesi | Huffpost, 2016-08-21)
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2016年のものだが主旨は古びていない。
「テストステロンの多さがアスリートに有利に働くとしても、不公平とは言えないだろう。… 生物学上の変化は、他にもいろいろある。生物学的にも遺伝学的にも類似したケースは枚挙に暇がない」
「優れたアスリートが有利になる遺伝学的な変異は200以上あることがわかっている。… とりわけ、持久力が必要な運動選手は、ミトコンドリアが変異して有酸素容量と持久力が増加している。… これはエリートのスポーツ選手に多く見られる遺伝学的変異で、これこそがスポーツ・エリートをスポーツ・エリートたらしめているものと言える。」
>続く
いやあ。どっちも斎藤元彦ということよ。
おふた方ともちょっと世間知らず…?人間観察不足…?表面を見すぎ?という気もするぞ。
>「腰が低くて、礼儀正しい。およそエリート官僚らしからぬフットワークの軽さと、人当たりの良さがあった」
> この頃、親交のあった本紙記者はそう振り返る。
>斎藤が大阪府の財政課長だった20年ごろから付き合いがあるジャーナリストの松本創(はじむ)も「東北(宮城県)の出向時代も含め、在阪記者からも軒並み評判がいい。好人物だったが…」と戸惑いを口にする。
> 松本は複雑な思いで行く末を見つめている。
> 「あの時の彼のイメージと、今の疑惑が結び付かない。取材先と、部下に見せる顔は違ったのもしれない。どちらが本当の彼だったのか」
ソトヅラが良くて、ウチヅラが悪い人間なんて掃いて捨てるほどおるやん。あの男もそのうちの一人ってだけ。
ちゃんと結び付けないと同じ悲劇が繰り返し起きる。同居できるんよ。パワハラ人格と腰低くて人当たりが良い人格は。
そんなもん。DV親父がメッチャ会社で慕われるようなええ上司。よくある図。
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202408/0017958186.shtml
ノンバイナリーもXで攻撃されているようですが。
そもそも、「ノンバイナリー」もまた自身の内的感覚や生きている状態を「説明」するための言葉であり、形容詞(adjective)です。
名詞ではありません。
この言葉があることで、社会のなかでどちらの性別集団にも帰属感を抱けない自身(あるいはシスノーマティビティやジェンダー規範の枠組みのなかでは生きられない自身)のあり方を言語化して説明できるようになり、そしてマジョリティに埋め尽くされたこの世界の大海原のなかで同じ言葉で自身を説明している極少数の者同士が出会う目印となって、言葉や経験の交換などのコミュニケーションが促進されたり、ロールモデルを知る手掛かりにもなります。
もし、より多くの人と出会っていくうちに、「ノンバイナリー」という言葉だけでは自分の内的感覚を共有しきれない/共有できないと感じたなら、よりフィットする言葉や表現で自身を語り直していけばいいだけのことです。
赤の他人が、こうした人たちにとって大切な大切な言葉を無効化したり、奪ったり、ジャッジしてはダメなのです。
アイデンティティ用語とされているものを説明する時に、音楽やってる人の「名乗り」を例にすると、基本的にそれらはどういったものなのかが見えてくるので、よく例え話として使います。
他人から見ればやってることは同じでも、本人にとっては自身の立ち位置の差異、何を自身の主軸と捉えているのか、音楽との距離感、自身のどういった側面に光を当てたいのか等によって自身を表すのに最適な言葉、フィットする言葉を一つあるいは複数使って自身を表現するんよねぇ。
音楽家
作曲家や編曲家
ミュージシャン
アーティスト
シンガーソングライター
歌手
バンドマン
ロッカー
ピアニストやギタリスト
サウンドアーティスト
サウンドクリエイター
プロデューサー
トラックメーカー
もちろん職業や社会的なポジション名などと、性的属性の用語は扱われるレイヤーが違うけれど、自身がどの言葉を用いて自己を表現するのかという点では同様の仕組みが働いていると思います。
ヘイターのようにこうした言葉の定義にいちいち拘るのではなく、そうした言葉で自身を語っている一人一人が現にどのように生きているのか、そこに本質がある。
2年ほど前ですが、様々な身体をもつ多様な女性向けアンダーウェアブランド。わたしが監修しました。
JIS規格をベースにした既製品ではフィットするサイズがなかなか見つからないと悩むトランス女性の方々からもヒアリングを重ねて開発されています。
お値段も非常に手頃な価格帯なのもポイントです。
どうぞお見知りおきを。
Alper|あなたらしさを輝かせるアンダーウェア|ELENE
http://www.elene.co.jp/lp/alper/
JKRをはじめとして、トランス排除に囚われ先鋭化している連中こそが、オリンピックに出場している多様な強い女性の存在を否定し排除煽動するなど、「女消し」を行なっている例が観測されていますね。
女性スポーツは1930年代より「女性としては桁違いな能力」「男性的過ぎる外形」の女性選手たちに対する「本当に女性なのか?」という嫌疑と共にあり、いまだにその歴史を繰り返している。
1948年イギリス女性陸上競技組織「女性のみが女性競技に参加可」として女性であることの医師の証明が必要となり、以降は全選手を全裸にしての目視検査や、性染色体検査など、選手達の人格を毀損し人権侵害となる屈辱的な検査が用いられ、多くの女性選手たちがスポーツから排除され、メダルも剥奪されてきた。
そうした酷い歴史のうえで、現在はテストステロン値の検査に落ち着いているわけ。
まず、歴史を知り現在地を知らなければ、ヘイターらは自分らがやっていることが何なのか理解できないのでは。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sptgender/15/0/15_98/_pdf/-char/ja
金と名誉剥き出しで競え。所属の国家でどういう位置付けのスポーツでどういうスポンサーや支持者が付いていて将来どんなポジションが期待されていて先例にどういうのがあってとかそこを詳細に解説してくれる実況なら徹夜で観ると思う。
深刻化する学生スポーツ薬物汚染 識者「次のステージにきている」 | 毎日新聞
だからもう普段は鎖に繋いでおいてケミリンピックやればいいんだよ。
「ここにある一切は、小説の一登場人物によって語られているものと見なされるべきである。」―「彼自身によるロラン・バルト」扉表紙