以下『 #すずめの戸締まり 』のネタバレを含みます。
災害と祈りについての考えとは別に、ダイジンのことが個人的には気になっていて色々考えてしまった。ダイジンも要石になる前は猫ではなく人間の姿をしていたのだろう。もう一つの要石とくらべて姿が小さく言動が幼いこと、「ダイジンはすずめの子になれなかった」という発言を総合すると、おそらく何らかの災害で親を亡くし、何らかの事情で要石に捧げられてしまった子どもだったのではないだろうか。だからこそ、すずめの「うちの子になる?」という発言にあれほど喜び、すずめに固執していたのだろう。ダイジンにとって人間たちは自分を犠牲にして生きながらえようとする存在であり、怨みを抱いている。すずめもまた、被災して親を亡くした子どもであり、環に「うちの子になろう」と言われたことを考えると、同じ境遇の人間だとシンパシーを感じたのかもしれない。だがクライマックスで、すずめが草太を救うために自ら犠牲になろうとした様子を見て、自分とは違う人間なのだと思ったので、また要石に戻ることにしたのではないか。などなど、いろいろ想像が膨らんでしまった。できればもっと掘り下げてほしかったキャラクターであった。
以下ネタバレを含みます。
物語としては正直なところ、『君の名は』『天気の子』と比べると見劣りはした。序盤にすずめが廃墟の扉を開けてしまうところまでの展開は無理やりに感じた。最後まで観ると、すずめが初対面の草太に惹かれ、廃墟までついてきたのは必然だったことは分かるのだけど。また、基本的には扉を閉めて鍵をかけるというアクションの連続であり、結果的に現実社会では何も起こらないので単調になってしまっているきらいがある(『天気の子』では東京をまるごと沈めたというのに)。また、「災厄を回避するために誰かが犠牲になることを許容するかどうか」という、『天気の子』で描いたテーマが今回はいやに軽く扱われたようにも思えた。物語の鍵を握るダイジンについても、もう少し深く掘り下げないと分かりづらいのではないだろうか。などなど、挙げようと思えばこの映画の不満に感じたポイントは山ほどある。ただ、そういうこちらが物足りなかったり、不満に感じたポイントは制作人にとってあまり重要視していないのだろうなと観ていて感じた。
@tais_ei お返事が遅れました。情報を共有いただいてありがとうございます。バックリンクやアウトゴーイングリンクに表示されるようになると便利ですよね。
ただ、個人的には自分の知識ベースが #Obsidian に依存しすぎるのは避けたいので、できればMarkdownのノートリンクを拡張するような形で実装して欲しかったな……という思いがありますね。 #Excalidraw プラグインはそのような実装なので。
その意味ではおっしゃる通り、Graph の機能向上があるといいですよね。Juggl プラグインなどのようなイメージでしょうか。
最近は、#Fediverse とTwitterを行き来している。ただし、Twitterはほぼ読むだけだけど。基本的にはFediverseの普及を支持している。ただ、#Fediverse にいるとTwitterを批判的に捉え、Fediverseを肯定的に捉える論調に染まりすぎてしまうのではないかと危惧している。なので、あえてFediverseについての批判を展開する意識を持つ方がいいかなと最近考えている。
年越しで一番気になることは、データセンターが削減されてきた #Twitter があけおめに耐え切れるかどうかですね。
#bookwyrm をWSL上でテストすると、なぜかディスクIOが100%になってなかなか終わらない。何が原因なんだろう。単にスペックの問題?
#bookwyrm を fly.io 上で動かそうとしたけど、docker compose でデプロイする方法がないのですんなりできない。ポスグレとRedisは標準で提供されているので、構成としてはデプロイ可能なはずだが……。
分散SNSのログサービス「notestock」をやってます。
溜め込んだログからアカウント横断検索をしたり、前後の投稿が見やすかったりします。また非公開にしたり、公開するけど検索させない、なんてこともできます。初期設定が非公開なので、公開・検索許可したら同じ話題の人を見つけやすくなるかも。
マストドンだけじゃなく、MisskeyやPleromaでも使えるよ。 https://notestock.osa-p.net/
Linked Data、デジタルアーカイブ、PKM、実践共同体に関心があるアカウントです。そのほか趣味の読書についても投稿します。
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