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てことはつまりフォルネウスとソロモンって最後のふたりにはなれなかったけど最初のふたりになったんだよな
QT: fedibird.com/@me_kki/113391384
[参照]

すすば  
つかメギドラルのカトルスって蛆がメギドラルを食いすぎたせいで生まれた、苦しみのなかから生まれた超意識で、でも今を生きるリコレッキにはそれがあることが幸福なんだよな。それってまんまフォルネウスがヴァイガルドでやろうとした宗教の未来の姿だ。成り立ちが歪でも遠い未来にそれは輝く星になる。

つかメギドラルのカトルスって蛆がメギドラルを食いすぎたせいで生まれた、苦しみのなかから生まれた超意識で、でも今を生きるリコレッキにはそれがあることが幸福なんだよな。それってまんまフォルネウスがヴァイガルドでやろうとした宗教の未来の姿だ。成り立ちが歪でも遠い未来にそれは輝く星になる。

8章、リコレッキがモラクスに(カトルスの中でまた会おう)って思った直後に、もうどこにもいけないフォルネウスと、この先生まれるカトルスの幼体のなかで再会できないソロモンを出してくるんだよね

フォルネウスがひとりでこの活動をしてたら、報復に来たヴィータになんて殺されてやらなかったと思うんだよな どんな手を使っても生き延びるように その先で願いを叶えるために そうしなかったのはソロモンに突きつけられた、他者と目を合わせること、そのためなのだろう

だけどもしかしたら、わかんないけど、あのときフォルネウスが村長に殺されることを良しとしたのは/軍団を去ると明言したのは やっぱり、ソロモンの軍団を愛したからなのだろう きみはきみの道を、ぼくはぼくの道を、だけどきみが貴んだヴィータの矜恃を 今際の際にどうか汚さぬように

フォルネウスの結末、個人的には風花雪月のエーデルガルトを思い出した。彼女は人の尊厳を取り戻すために戦ったが、そのために多くの人が死ぬことになった。だけど彼女の勝ち取った未来では、医療が発展し、文明が栄え、もっともっと人類が大規模な発展を遂げることになるだろう。それが正しかったのかどうか、もはや答えを出すことはできない。ただ今生きている者だけが、場に残り、未来を選び続ける事が出来る。正しくなかったとしても救われた人はいて、正しくても死んだ人はいて、私たちは、たえまなく次の選択をするしかない。

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メギド72 8章2節読み終わった 予測した展開をこんなに超えてくるか……と脱帽しつづけていた
フォルネウスとソロモンの関係を考える時どうしても人間同士の尺度で考えてたけど、フォルネウスがやろうとしたことってヴィータという種族全体への関与(救済)であり、その過程で行われる罪を裁くのって人の身ではもはや、できないことなんだな。それが2節を読み終わってやっとわかった。てっきりフォルネウスのことをソロモンが殺すなり、その悪を許さないと決めるなり、なんらかの処罰を下すのだと思ってたけど。ソロモンにその資格はないんだね。フォルネウスのやったことは今後、本当に大量のヴィータを救うだろう。彼がやろうとしたことは革命なのだ。その過程で多くが死に、多くが救われ続けることになる。因果の量が多すぎてもはや善悪を判ずることはできない。だからフォルネウスの結末はソロモンの手を離れて、善悪なんて無視した、ヴィータ個人の恨みによって定められるんだね。

フォルネウスはソロモンという他者を得てひとりではなくなったけど、それでも、足りなかったんだよね 魂の乾き、深海の孤独を癒すには

モラクスのキャラストとか読んでてもそうだけどソロモンってこの世に居場所のないメギドたちを孤独から救う存在であることが多くて、だというのに、ソロモンはフォルネウスの孤独を癒せないんだよね フォルネウスの欲しいやり方ではやってあげられない だけどさあ、フォルネウスの思いもよらない方法でソロモンは、きみを、ひとりぼっちにはしなかったんだよ 出会った時から 親友

フォルネウスを処罰することはフォルネウスの郷愁を葬ることで、それは間違いなくソロモンの心をまた暗くしてしまう

バラムはソロモンを愛してたけどソロモンが本当にそれで心残りがなかったのか、幸せだったのか、断言できないだろうし、その謎が解けることは永遠にない。生き物が死ぬとはそういうことだ。ある日突然、永遠に、尋ねることができなくなるということ。

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ソロバラなんですけど、バラムはこの先どんなに心を尽くしてソロモンを愛したとしても、ソロモンが死んだ時、他の人に「あいつは幸せだったと思うか?」って聞いてしまうと思う バラムはそれを断言できない ヴィータのろうそくの火のように短い人生を、バラムは理解できない

メギドという強大な力を持つ生き物の正体が魂だけのかたちなきものなの、最高だよな。よるべなきそれらがどうにか幻獣の体にとりつくことでしかこの世に存在できないなんて。美しい。強く、頼りないものの、哀れさ。薄暗がりをしか歩けない吸血鬼のような。

アジトのメギドたち怒るだろうな、フォルネウスがソロモンに処刑されたら。悪いことしてるメギドこそ怒るだろう。それってかれらの魂に絶えずあった「この優しい王様を手酷く傷つけてみたらどうなるだろう」っていう、落としちゃいけないガラス細工のを落としてみたいっていう欲望の、一番派手な叶え方だ。誰より先にフォルネウスがこんなに鮮やかにソロモンを傷つけてみせた。ソロモンはフォルネウスを忘れない。フォルネウスが1抜けしてソロモン王の永遠の失敗になるってことだ。

ソロモンに訪れる夢の清算。なにかを捨てなければ。自分を捨てるだけではもはや世界は彼を見逃してくれない。

やっぱ堪んないんだよね、薄皮1枚でもってた平穏が崩壊を迎える瞬間って。甘い夢の終わりだ。

わたくしが予測するボーイズラブは今のところ、これです。

すみません8章2節読む前に1回ガチでフォルネウスが死ぬパターンを想定して話させて欲しいんですけど。今の予測なんですけど。
もし本当に殺さなければいけない時が来たとしても、ソロモンの脳裏にはフォルネウスがソロモンのことを親友って呼んでくれた日々のことがよぎるわけだし、フォルネウスが悪いっていくらわかってても、その記憶は刃を鈍らせるんだよな。個人的な親愛を破却して集団のために/世界のためにフォルネウスを殺すことは、また1段少年を王様にしてしまうのだろう。
フォルネウスだってそんなソロモンの感傷は分かっていて だけど、やっぱり理解はできないんだろう。フォルネウスはソロモンのことを親友って呼んだけど、二人は全然一緒ではなかった。もしソロモンに殺される時が来たとしても、フォルネウスはきっとソロモンのことを憎んだり恨んだりしないだろう。だってフォルネウスにとって、それはこれまでの人生で無数にあった「世界に拒絶される」体験のほんの一つでしかない。フォルネウスにとってソロモンは、殺されるその最後の瞬間まで、特別な男ではない。あるいは「親友」と呼んでいるあいだ、フォルネウスは、特別であるかもしれないという期待をソロモンに淡く抱いていたのかもしれないが。

やっぱ二人の思想がぶつかった末に片方がもう片方のことを殺したくないのに殺さざるを得なかったボーイズラブってかなりわかるからな。

今日もしかしたらメギド8章2節読めるかもしれなくてそれでもしかしてフォルネウス、マジで殺される?と思ってるんだけど、もし本当に殺されたら それってもしそうなったら、私、ソロモンとフォルネウスのボーイズラブのこと全部わかるようになります

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