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すみません8章2節読む前に1回ガチでフォルネウスが死ぬパターンを想定して話させて欲しいんですけど。今の予測なんですけど。
もし本当に殺さなければいけない時が来たとしても、ソロモンの脳裏にはフォルネウスがソロモンのことを親友って呼んでくれた日々のことがよぎるわけだし、フォルネウスが悪いっていくらわかってても、その記憶は刃を鈍らせるんだよな。個人的な親愛を破却して集団のために/世界のためにフォルネウスを殺すことは、また1段少年を王様にしてしまうのだろう。
フォルネウスだってそんなソロモンの感傷は分かっていて だけど、やっぱり理解はできないんだろう。フォルネウスはソロモンのことを親友って呼んだけど、二人は全然一緒ではなかった。もしソロモンに殺される時が来たとしても、フォルネウスはきっとソロモンのことを憎んだり恨んだりしないだろう。だってフォルネウスにとって、それはこれまでの人生で無数にあった「世界に拒絶される」体験のほんの一つでしかない。フォルネウスにとってソロモンは、殺されるその最後の瞬間まで、特別な男ではない。あるいは「親友」と呼んでいるあいだ、フォルネウスは、特別であるかもしれないという期待をソロモンに淡く抱いていたのかもしれないが。

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