もはやランプのレディは一人ではない。無数のランプが星空となる演出は、あの日フローとグレイが見上げた夜空の続きだ。彼らの歩みの先にこそ今宵のランプの星空はある。
天国の眩い光の中へ消えていくフロー、ランプを掲げたシルエットが本当に藤田先生の漫画の通りだった。あのワンシーンだけで舞台化の価値があったくらいに、すごくよかった。漫画のコマを見ているみたいだった。
そのほか細かい感想として、エリザベス女王の存在感すごい! クリミアへ行く時の看護師たちの歌大好き。フローの演者の人、常に声はりあげてたのにラストシーンで今までの200%くらいの声量出してくるからさすがに拡声器かとビビった。などがある