新年の挨拶と、パンデミックの近況、そしてコロナウイルスが量子的に複数の変異パターンを取り、免疫への適合性を同時に試しているというAIの論理推論について書きました。
現在、明治大学の平和教育登戸研究所資料館が
『極秘機関「ヤマ機関」と登戸研究所 —日本陸軍の防諜とは ゾルゲ事件80年—』という企画展を行っています。コロナという事情もあって、ウェブ上でも解説パネルなどがPDFで見られるようになっています。
https://www.meiji.ac.jp/noborito/event/specialexhibition.html
この企画では、
政府に対する批判がまだ可能だった1930年代、東京帝大教授・横田喜三郎が満州事変について批判的な意見を表明したころから右翼の脅迫が始まったこと、しかし横田教授の立場をまだ多くの世論は支持していたこと、その空気が1935年天皇機関説事件などを経て徐々に変質していったこと、やがて「防諜」が強調される戦時下の相互監視社会になったこと、を順を追って資料を紹介しつつ説明しています。
(「展示資料」というPDFでは横田教授に送られた中傷・脅迫の葉書も見られます)。
東大の宇野教授らの学術会議任命問題がすでに起きている現在、横田帝大教授の事件が遠い昔のことに全然思えないのですよね。
仕事納めしたので『三体0』はこれからゆっくり読みます!
・嘘と正典(小川哲)
・ゲームの王国(小川哲)
・言語が違えば、世界も違って見えるわけ(ガイ・ドイッチャー)
・言語の天才まで1億光年(高野秀行)
・三体X観想之宙(宝樹)
・スノウ・クラッシュ(ニール・スティーヴンスン)
・祖父の祈り(マイクル・Z・リューイン)
・人間の限界(霜山徳爾)
・三つ編み(レティシア・コロンバニ)
・リアルの私はどこにいる?(森博嗣)
日本語読めてないのに読めてるつもり。書けてないのに書けてるつもり。考えてないのに考えてるつもり。分かってないのにわかったつもり。なんでそんな「つもり」になるかと言うと、周りと比べて似たようなことはできてるつもりだから。
できてないを自覚することからしか、なにかを身に付けたり上達したりすることはない。でも、できないを自覚することは怖い。そういう意味では、自覚は常に、既に、あるとも言える。でも直視したくない。
「自分が無能なのは知ってる。わざわざ突きつけないでくれ」、無意識にそう叫んでる感じなのかもしれない。でも違う。本当はいろんな可能性があるのに、自分で自分に呪いをかけている。とても勿体無い。
すっかりぼんやりして見落としていたんだけれども、これかなり大きな問題じゃないのだろうか。
「今月中にも、日本の国会に提出される可能性のある「特定生殖補助医療等に関する法律案」(仮称)は、現状では、男性と婚姻していない女性への医師による不妊治療が禁止されます。同法律案が、独身女性や同性カップルに対する人工授精や体外受精(IVF)を非合法としているからです。このままでは、子どもを持ちたいと願う独身女性やレズビアン女性への差別が合法化されてしまいます。 」
ボエティウスの『哲学のなぐさめ』、新しく出るんですね。
小川哲さんの『ムジカ・ムンダーナ』(『嘘と正典』に収録)を読んでから、ずっと読みたかったけれど価格で迷っていて。このお値段なら購入できそう!
🐕🐈📖🎼🥖🥐🌶️🥔
中国語勉強中です