田作り:例年通り、レシピ通りに作れば間違いない。このところオーブンで炒るようにしたら、ほっとけるし楽なことこの上ない。40gの田作り用いりこを天板に広げ、170度で7分。ここは白ザラ糖が○味付けがいい。輪切りにしてある鷹の爪、なんて便利なんだ。
栗きんとん:芋は千葉のシルクスイート。クチナシの実はお茶出し袋にいれ綿棒で砕いて、芋を水にさらしている時に入れておく。もうちょい漬け汁を加えないといけなかったな〜滑らかさがたりない。貝印のブレンダーを使うと楽!
初めて作った30数年は裏ごし器でやってたんだよなあ…
芋はでかいのを使え、私よ。
今回は厚切りした皮を素揚げにした。余裕があるとこうやって余すとこなく使いきれる。
伊達巻:レシピ通りに材料と作り方を遵守したら、近年で一番よい出来栄え。いつもははんぺんを余らせたくなくて全部入れてしまうからね…それはそれでできあがるんだが。焼きすぎたかな、と思うくらいの焼き色で丁度よいのだ。やはり卵焼き器で焼くのがよい。(数年前まで丸いフライパンを使っていた)巻きす、いつも鬼すだれ巻きすが欲しい…と思いつつ、1年に1回しか使わないからな…と思ってしまう。多分、次回もそう思いながら普通の巻きすを使うんだろうな。
ちらし寿司:具の下ごしらえはお煮しめの下ごしらえと同時進行。こうすれば面取りや飾り切りで出た細かい根菜も使い切れ、一石二鳥。
人参、干ししいたけを戻したの、かんぴょう、こんにゃく、筍、ごぼう、蓮根、ひじき(戻してある缶詰のを使う)
予め作っておいた出汁をヒタヒタに入れ、途中味付け(砂糖、みりん、塩、醤油、出汁醤油。以前、姉の義母と一緒に作った時に酢飯が茶色っぽくなるから醤油をあまり入れてはダメ、と言われたが、塩より醤油の方がいいんだよう。というわけでほんのり色のついたちらし寿司になる)しながら煮汁が無くなるまで煮詰める。
すし酢はご飯3合に対し、砂糖大さじ4、米酢大さじ4、塩(フランスのゲラントの塩)、しらす干し。祖母のは酸味強く、母のは甘め。私は子供の頃から祖母の味付けが好みだった。
今回は危うく具材を先にご飯に入れてしまい、すし酢を忘れるとこだった!すし酢は予め作っておくんだ、私よ。
あとご飯は炊きたてを使うんだ。
同時に混ぜても問題はなかったけど。
このちらし寿司は2日めは手まり寿司にしたり、おいなりさんにしたりする。
器は結婚祝いに伯母からもらった萩焼きの大皿。
お煮しめ:今回は妹に貰った利尻昆布とかつお節をふんだんに使い、4Lの出汁とり。
いつもより濃い味の出汁になったと思う。
お煮しめの具は、鶏もも肉、蓮根、人参、筍、ごぼう、干ししいたけを戻したの(これも妹の大分土産。しかし形が不揃い。高くても形の揃った小ぶりのどんこを使うんだ!私よ)、里芋(姉の畑でとれたもの。八頭は煮崩れないのか!だから関東の人は八頭を使うのかしらん)、こんにゃく(7mm厚に切り、真ん中に切り目を入れ、手綱こんにゃくにする)
味付けは砂糖(奄美大島の素焚糖)、みりん、酒、山口の川上醤油(甘め、濃口)、久原の甘口あこだし醤油。本当は山口の林の出し(検索しても出てこない…山口の農協に行かないと売ってない、瓶入りの黄色いラベルのやつ。帰省した時、重くて持って帰れず諦めたんだ…不覚)を使いたいが。次回は買っておこう。
鍋は26cmのル・クルーゼ。数年前、夫が友人からもらってきたもの(夫と友人が結婚祝いでもらったが、夫婦2人の為、持て余していたらしい)我が家では大活躍。
いつも味が薄くなってしまうが、今回は味がキマッたので、息子に好評。それか彼が大人になり、根菜の美味しさに目覚めたのか?
もうちょい綺麗な仕上がりを目指すか。いつも筑前煮になってしまう。