『NHKスペシャル“冤罪”の深層〜警視庁公安部で何が〜』感想、印象に残ったこと
5係には「起訴ありきで動く係長とその意を受けて動く現場担当者Z」と「捜査を担当するも冤罪だとわかっている(けど止められない)現場担当者X、Y(など)」がいた(裁判で冤罪を指摘したのは後者)。
番組では、5係がいかに冤罪をつくりあげていったかが描写されるけど、それは「冤罪だとわかっている担当者がいながらも、組織の冤罪でっちあげを止められない話」であって、それがもう救いがない。
「上がGOだから止められない」「今さら止められない」「(5係幹部は)上層部にマイナスの報告をあげていないのではないか」……あちこちで見られる例のやつ。
「ガサ入れで何も出なければさすがに上もあきらめるだろうと思っていた」(けど実際には起訴まで進んでしまった)といった警察関係者の証言がよう……
Zが大川原化工機の担当者を事情聴取したときに語ったという「はっきり言っちゃいますと、ここ(大川原の合弁先の親会社)はもう、中国におけるバリバリの軍事の組織です。バリバリの」のくだりなんか、そこらのネトウヨそこのけ。
『NHKスペシャル“冤罪”の深層〜警視庁公安部で何が〜』感想、印象に残ったこと
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/
結局、「近年実績挙げてない」とプレッシャーをかけられていた部署(公安部第5係)、そのなかで自身の出世があやういと焦った中間管理職(係長)やその部下による冤罪のでっちあげ、という、きわめて内向きな力に突き動かされたものだったということなのか。
「国の大義」もクソもないんだな……。
「年度末に点数稼ぎの取り締まり」の感覚でこんな強大な権力を振り回されるの最悪すぎる(いやそもそもあの「点数稼ぎ」だって最悪だけど)。
加えて、今回の「摘発」は国の経済安全保障の取り組みとして警察内部で高く評価されていたそうな(のちに起訴取り消しになっている冤罪が、警察白書(2021年版)に「外為法違反で逮捕」って載せられてるのクソすぎんか)。
組織のさらに上から、そういう方面でもプレッシャーがかかっていたのだろうと推測できる。
公安が冤罪の「種」とした発端の「疑い」がすごい細かい言葉の解釈なんだけど、もろもろのプレッシャーを受けて必死に探したのかな……などと想像するとおそろしい
ネトウヨ、歴史修正主義者、ザイトクは物分かりが悪いのではなくて、「自分たちのストーリーを守る」というゲームをやっていて、そのゲームに負けないためにはどんな手でも見つけるし、使う、というイメージ。
なので、連中が何かのきっかけでそのゲームを放棄するまでは、社会に影響を与えることを防ぐしかない。やり方としては、公共の空間からの追放、物理的手段で発信をかき消す、様々な方法で忙しくさせてデマを語る時間をなくす、などがある。
@magicalsammy イ・パクサが日本で取り上げられた同時期にDr. Bombay(ジョニー・ヤコブセン)が目をつけられたのも、仰る通り同じ視点であったかもしれませんね。
イ・パクサやオジャパメンやカンナムスタイルを面白がるってのはエスノセントリズムの視点から韓国を嗤っている感じがして好きになれんのよね。
観光公害の映画は見たいですね。なぜ世界中の人々が大挙して同じ場所に出かけるのか。あれは本当に観光であって旅では無いよなぁと思ったのだ。何があるかわかりきった予定調和に全てお膳立てされた場所に行っても本当におもろくないでしょう。
静岡のキャンプ場行った時は当てずっぽうで行ったから、トラブルの連続だったけど今だに記憶に残ってる。
モンキーエアフィルター無しの大雨振りてガッコンガッコン。高速みたいな国道でトラックに横をすり抜けられる恐怖。そして、無くなるガソリン…
今はもうしんどいかもだし、無謀だったなとも思うけど、トラブルあってこそ、人の経験しないようなことをしたいのだ。しかし無謀であった。箱根超えはすべて霧と雨〜
とりあえず、Twitterから避難してきました。マストドンは以前pawooを開設しましたが、twitterより右よりになったので現在は削除。いじめられない世界になって欲しい。変身シーンが好きなのですがバランスがわからんです。むやみに変身時に全裸になるのは害悪! ビートルズ大好きで、 #ビー10 実況したいのでしばらくtwitterと二刀流です。